東京餃子通信

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三軒茶屋で出会った本格手作り餃子が食べられるカフェ「ル・マン」

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東京餃子通信編集長の塚田です。

先日お届けしました三軒茶屋の餃子食べ歩きツアー。実は2店舗では終わらずにまだまだ続きがありました。

www.tokyogyoza.net

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「こうらん」「來來來」と茶沢通り方面から一旦駅に戻り、次の目的地は東京餃子楼本店の方向に少し歩いたところにある「ル・マン」です。

あの24時間耐久レースの行われる「ル・マン」。

フランスの地名がついているのですが「本格中華・喫茶」のお店です。

フランスはどこに?

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看板の横には「台湾料理 うッま!!」のキャッチコピーが。

台湾出身のお母さんが作る台湾料理が人気のお店のようです。

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怪しげな雰囲気の階段を登っていき入店。

店内もル・マン感が全くない雰囲気。壁際にはレースのカーテンの下に不思議な置物がズラリと並んでいます。

田舎の祖父母の家にこんな置物が並んでいたような、、、

 

さらには店の奥の方にはカラオケ付きの個室もある様子。

入れ違いで歌い終わった団体さんが帰っていきました。

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ル・マンおのおすすめ料理は手作り餃子が焼き水、それぞれ6個か8個から選択できます。

そしてフカヒレの姿煮。こちらは予約が必要で時価での販売。餃子とフカヒレとかなり振れ幅があります。

 

餃子を注文すると店員さんが在庫があるかどうか確認します。この日はお母さんが台湾に帰っていて追加の餃子が作れない状態だったようです。

なんとか一皿8個分の餃子はあったようで無事オーダーが通りました。

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ビールを飲みながら餃子の焼き上がりを待ちます。

5分ほどでお皿に乱雑に並べられた餃子が運ばれてきました。並び方がバラバラなだけでなく焼き面の取り方もバラバラ。8個中2個はひだがある面が焼かれていました。

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底面が焼けている餃子は焼き目もキレイに仕上がっています。手延べの皮と思われるキメの細かい皮です。

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ひだも丁寧に寄せてあり、しっかりと圧着もされています。

お母さんはとても丁寧に餃子を作っている様子。この日、餃子を焼いた店員さんはもう少し頑張って欲しいところ。

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もっちり皮の中には、パンパンに餡が詰まっていました。手延べの皮をぐいっと伸ばしながら餡をとじ込めたのでしょう。ここにも包み手の技術の高さが伺えます。

豚肉とキャベツ、ニラのバランスのよくとれた餡はジューシーかつ野菜の甘みが感じられます。

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特性の餃子ダレを勧められました。

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 ピリ辛でちょっと甘めな酢醤油。台湾の醤油を使っているのでしょうか。

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餃子にたっぷりとタレをつけると見事に味変。

風味の深い餃子に変身しました。皮の表面だけでなく餡にもしみこませるぐらいでも美味しかったです。

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外の看板や店内の怪しげな雰囲気から、大きな期待はしていなかったのですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。

これだけ高いレベルの餃子が食べられるカフェは他で出会ったことはありません。

こういう面白い店と出会えるので食べ歩きはやめられないですね。

 

cafeル・マン台湾料理 / 西太子堂駅三軒茶屋駅若林駅
夜総合点★★★★★ 5.0