中央官庁が集結する日本の心臓部ともいうべき霞ヶ関。
そんな霞ヶ関で今年5月にオープンした「日比谷パークフロント」の地下に餃子店がオープンしたという噂を聞きつけ、霞ヶ関にやってまいりました。
地下鉄霞ヶ関駅から直結された入り口を進んでいくと地下飲食店街の案内の中に「餃子の王様 龍吟」を発見。
「餃子の王様」で「龍吟」です。
軽く調べた限り、浅草の「餃子の王さま」とも、六本木の日本料理店「龍吟」とも関係はなさそうです。
地下飲食店街の一番奥に「餃子の王様 龍吟」はあります。
非常に落ち着いた雰囲気の店構え。
ランチメニューは立地を考えるとリーズナブルな価格設定です。
「餃子の王様」という店名ですが、焼き餃子がつくのはCセットの焼き餃子+五目チャーハンのみ。
必然的にオーダーは決定しました。
場所がら少人数のお客さんが多いのか、店内は壁際にカウンター席に相席前提の大テーブル、そしてテーブルの真ん中に仕切りが入った半カウンター席のような3島に分かれていました。
中華料理店っぽくない雰囲気です。
焼き餃子は通常価格では3個390円。
通常よりも大きめの餃子のようです。
焼き餃子以外にも一口サイズのゆで餃子と通常サイズの水餃子があります。
数分で注文したCセットが運ばれてきました。このスピード感は忙しい霞ヶ関の皆さんには評価されそうですね。
メニューに書いてあった通り、餃子はかなり大きめです。一方、五目チャーハンは半チャーハンサイズでした。
五目チャーハンは、パラパラ系。かなり固めにお米が炊いてあります。
先ほどのセットにはスープもつくのですが、なぜか遅れて運ばれてきました。
餃子は焼き目に若干ムラがありますが、ランチタイムの忙しいなかでの調理を考えれば許容範囲内です。
中厚の9cm~10cmの大判の皮を使って餡をたっぷりと包み込んでいます。
通常の餃子の2倍程度の大きさはありました。
餡は豚肉多めで細かく切った野菜とじっくりと練りこんであります。1時間以上練り込むのだとか。
さらに毎日その日入荷した野菜を使って餡を仕込んでいるのだとか。
手間をかけで仕込んだ餡からはジュワッと肉汁が滴ってきます。
餡の味付けもしっかりとしているので、9:1ぐらいのお酢多めの酢醤油に、辛味をたす為にラー油を少々。
チャーハンのサイドメニューというよりも、餃子の大きさからも味付けからも主菜が餃子でライスの代わりに半チャーハンが付いているという意図のセットのようです。
忙しい官僚やサラリーマンの皆さんが、ランチタイムや仕事終わりに軽く一杯飲むには適したお店だと思います。
「餃子の王様」という名前ですが、サクッと軽くつかうのが良さそうですね。