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赤坂バル横丁「GYOZA! 365」の驚きのGYOZAたち【赤坂】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

今年の6月に赤坂バル横丁に開店したばかりの餃子店「GYOZA! 365」を訪問してきました。

赤坂バル横丁は、一箇所でバリエーション豊富な飲み屋のハシゴが楽しめる新スタイルの横丁です。

平日の少し早めの時間に訪問したのですが、横丁内は各店舗かなりの熱気。流行りのスポットのようですね。

おめあてのお店「GYOZA! 365」は、横丁全体のほぼ真ん中あたりに位置していて、オレンジの看板が目印です。

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「GYOZA! 365」では、各種餃子の他にも元フレンチのシェフが作るおつまみ類も豊富に揃えられています。

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餃子もかなり趣向を凝らしたメニュー展開がされています。一皿3個いりなので、少人数できても食べ比べが可能なのも嬉しいですね。

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お酒も種類も豊富で、ハイボールからクラフトビール、自然派ワインまで好みに合わせて幅広い選択肢から選ぶことができます。

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八海山がビールも出していることをこの日初めて知ったので、八海山のアルトビールでまずは乾杯。

ホップのさわやかな香りと、ほのかな苦味が印象的です。

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さて餃子も順番に食べてみたいと思います。

まずは定番系のクラシックGYOZA!から。進化系の餃子ライナッップが多いなか、一般的な餃子の形状をしています。

この日は単独訪問だったので、一皿3個というのはありがたいですね。 

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真ん中が白く残り若干焼きムラがありますが、よく焼き気味で焼き加減としては私の好み。

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中厚の皮を使いひだも均等に刻まれています。一つ一つ丁寧に包んでいるのがわかります。

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餡は豚肉と野菜のバランスタイプ。

よく練りこまれていて、スープもしみこませているようで非常にジューシーです。

無添加、無化調に加え香味野菜は生姜以外は使っていないのでさわやかで刺激の少ない優しい味付け。しかし下味はしっかりとつけてあるので、タレをつけなくても十分にいけます。

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更に、クラシックGYOZA!には「GYOZA! 365」オリジナルのタレが2種用意されています。

緑色はニラオイル、白い方はワインビネガーです。 

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深いグリーンのニラオイルはあまり臭いは気になりません。

ニラに旨味とコクが凝縮された感じで、餃子の味わいに深みが出たような気がします。

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続いてワインビネガーを試します。

こちらはすっきりとした爽やかな風味。ニラオイルとは対極に、餃子自体への味付けがよりダイレクトに感じられるようになります。

つけダレを工夫するだけで、同じ餃子でもここまで味の変化が楽しめるのは面白いですね。

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続いて肉ペッパーGYOZA!

まずはおしゃれなその盛り付けに驚かされます。

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上にかかっているのはゴルゴンエアロソースというオリジナルのソース。

冷凍させたゴルゴンゾーラチーズを使ったソースで、なんと冷たいソースなのです。さらにその上からマジョラムというハーブを使ったハーブオイルがさっとかかっています。

熱々の餃子にキンキンに冷えたソースをかけるというは、いままでなかったかもしれません。

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見た目のインパクトに素晴らしいですが、肉ペッパーGYOZA!の肝心の味の方はというと、、、

 

味の前に、まず香りがとても良いです。マジョラムとペッパーの効果でしょう。

とても食欲がそそられます。

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がぶりと餃子を口の中に入れると、肉ペッパーGYOZA!というだけあって餡は肉のみ。

練りこまれた豚肉ににんにくで風味付けがしてあります。

ソースに負けないパンチの効いた餡で、全体としてのバランスは良くとれています。

これはクラフトビールに良く合いますね。

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ラストは夏の特別メニュー「釜揚げしらすとリコッタチーズのアラビアータGYOZA!」です。

名前は長いですが、赤、緑、白とイタリアの国旗のような色のバランスで見た目の美しいGYOZAです。

こちらは「赤坂バル横丁」全体で実施されているイベント「真夏の激辛ハシゴフェア」のために作られたGYOZAで、期間限定で提供されています。

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こちらの餃子は三角に包まれています。

この包み方は見た目も可愛らしいですが、ちょっと包みにくい餡を包むのには有効な包み方です。

青唐辛子はものすごく辛いらしいので、そこをうまく避けながら一つ目の餃子をいただきます。

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餡はリコッタチーズ。

チーズですが非常にさっぱりしています。これがアラビアータソースと良く合います。

料理的にはイタリアンですが、GYOZAとしてもしっかりと成立しているのが素晴らしい。

このGYOZAは、ビールよりもワインが合いそうな感じですね。

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「餃子でお客さんの想像を超える驚きのあるもの出したかった」という店主さんの言葉通り、見た目も味も従来の餃子のイメージを超える新たな料理の可能性を感じさせるものでした。

単に奇をてらったメニューではなく、料理としてもGYOZAとしても高いレベルのものに仕上がっているのが驚きでした。今後の展開が非常に楽しみです。

今回、食べられなかったエビ蒸しGYOZA!、麻辣タンタンGYOZA!、ベジ揚げGYOZA!も、お酒に合いそうなので次回はこれらにもチャレンジしてみたいと思います。

 

GYOZA!365餃子 / 赤坂見附駅赤坂駅永田町駅
夜総合点★★★★★ 5.0