大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
東京には未だ進出していない関西が誇るローカルチェーンの名店は幾つかあります。
例えば、豚まんで有名な「551蓬莱」など。
関西の餃子のローカルチェーンでも実はあるんです。
それが…
知る人ぞ知る「大阪王」(株式会社ハンエイ)です!
「大阪王」の経営者は「大阪王将」(イートアンド株式会社)の経営者の方と親戚関係にあり、その「大阪王将」は「餃子の王将」(王将フードサービス)の創業者の一族が独立開業されたという、この三社はまさに“餃子の王様”の家系図の様な関係にあります。
現在「大阪王」の店舗数は7店、内イートインできる実店舗は4店、最近ではセカンドブランドとして「餃子王」という創作餃子を味わえる新業態も2店あります。
餃子チェーン激戦区の大阪京橋には同社の総本店があり、また作り立ての新鮮な餃子をテイクアウトできる製造工場直売店なども人気があります。
その中で今回訪れたお店が「大阪王 伊丹店」です。
創業48年、関西エリア餃子ジャンルでは初めてミシュランガイド(2016 兵庫特別版)で選ばれた餃子店です。
阪急伊丹駅から、歩いて数分の場所にそのお店はあります。
店内はカウンター10席足らずのスペースしかありません。
席に着き、早速注文です…
以前訪問した京橋総本店には豊富なメニューがありましたが、こちらのメニューは餃子とビールぐらいしかありません。
ということで餃子とビールを頼みました。
因みに餃子は2人前からです。厨房の方では、鉄板に沢山の餃子が並べられ、絶え間なく焼かれています。
テイクアウトのお客さんも引っ切り無しに来られています。
しかもかなりの数を買われています…
5人前10人前と!
待つこと10分程で餃子が運ばれて来ました。
あれっ⁈…
「先ずは一人前を先に出します」と店員さん。
ありゃ〜2枚の鉄板を使って順に焼かれていたのですが、丁度その合間に入ってしまった様です。
本当は2人前盛り付けられていた方が写真映えするのに…
残念(苦笑)。
まぁいいか…一口頂きます。
おぉーっ!ニンニクの香りが素晴らしい!皮もサックサクの食感。
そして噛めば噛む程、肉汁が溢れ旨みが増して来ます。
ドストライク!な餃子です。
「餃子の王将」「大阪王将」とも一味違う「大阪王」の餃子、これがミシュランに選ばれた味ですね…
素直に頷けます。
そして一皿食べ終わる頃に皿を引き上げられて、残りの一人前が焼き立て熱々で盛り付けられ再び皿が出されました。
このパターンの方がより美味しく食べられるかもしれませんね…
結果往来でした(苦笑)。
会計時に店長さんに餃子通信の名刺を出して挨拶すると「以前、石橋の餃子王にも行って下さいましたよね!そちらの店長からも聞いてました。」と嬉しいお言葉を頂きました。
1年半位前のことですね…
ということで、こちらの店長さんにも忙しい中でカメラを向けさせて貰いました…が、後で写真を見たら、目をつぶってらっしゃる(苦笑)。
写真映えについては、少し残念なことが続いたレポートになりました。
関西以外の方も、是非一度こちらのお店は訪れてみて下さい。
間違いなく三本の指に入る美味しさの餃子なんで!
「大阪王 伊丹店」
兵庫県伊丹市中央1-9-16
072-773-0883
http://osakaou.net/