東京餃子通信編集長の塚田です。
仕事の打ち合わせがあって汐留へやってきました。
打ち合わせが終わったのが14時半過ぎ、すっかり昼食を食べ損ねてしましました。
こんな時に頼りになるのが通し営業をやっている店なのですが、餃子の美味しそうな店で通し営業となると、これがなかなか見つけるのが難しい。
周辺の飲食店情報を探ると、汐留から東銀座の方に少し向かったところに「銀座亭」なる町中華のお店が通し営業をやっていることを発見。
餃子も写真を見る限りは期待ができそう。
というわけで、汐留から少し歩いて「銀座亭」にやってまいりました。汐留方面からくると三井ガーデンホテルの裏の方に位置します。
メニューはらーめん、つけめん、定食とそれなりに選べます。
餃子はなんとpm3:00からの提供。
この時点で3時よりも少し早かったので、少し待つことにしました。
3時になるのを見計らって店内へ。
カウンターのみ小さな店舗ですが厨房には炒め物担当の方が一人、接客担当が一人、餃子包み担当が一人、休憩中で賄いを食べている人が一人と4人体制。
通し営業を行うためにはこの規模の店でも、これぐらいの体制が必要なんですね。
また、厨房のガス台や冷蔵庫を見るとステンレスの部分がピカピカに磨かれています。
ステンレスがきれいに保たれているお店は経験上当たりの店の可能性が高いので期待できそう。
カウンター越しに奥の厨房を見ていると見事な手つきでチャーハンが炒められていきます。魔法の白い粉もバサッと入れてました。
餃子は丸い鉄鍋で焼いていました。鉄鍋で焼く店も当たりが多い傾向があるので、更に期待値が上がります。
待つこと5分強。
チャーハンと餃子が登場です。
チャーハンやご飯の固さもいい感じ。
シンプルな具材ですが味が濃いめで食欲を促進する感じのチャーハンです。
そして餃子。
かなり大きなサイズです。
一つ120円という価格も納得の大きさです。
そして良く焼き気味にカリッカリに焼かれています。
油を多めに揚げ焼き気味にしているわけではないのに、こんなにキレイに焼けるってすごいですよ。
中ぐらいの厚さの皮を使い均等にひだが並んでいます。
丁寧な仕事っぷりがうかがえますね。
やや厚めのもっちり皮の中にはキャベツとニラ、ネギ、豚肉といったオーソドックスな具材をよく練りこんだ餡が包まれていました。
ニンニクはかなり効いていて、これぞ昭和の町中華の餃子という味付けです。
このタイプの餃子には酢醤油が絶対に合います。
私の中では濃いめの配分である、酢と醤油を１対１の割合で、ラー油をちょいたし。
これぐらいがこの餃子には良いと思います。
昔懐かしい餃子に仕上がりました。
今回はランチを食べ損ねて遅い時間に銀座亭に伺うことができてラッキーでした。
期待を裏切らぬ王道的な昭和スタイルの餃子を堪能できました。
チャーハンにもよく合いましたが、白米との相性が抜群に良さそうです。
皆さんも15時過ぎの時間を狙って食べてみてください。
