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大阪餃子通信:「元祖ぎょうざ苑」の“A5ランク神戸牛100%”の超贅沢な餃子を堪能【神戸元町】

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ぎょうざ苑④

大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。

今日は餃子仲間と神戸元町にやって来ました。

ぎょうざ苑①

 

向かったのは南京町(神戸元町中華街)のど真ん中に位置する「元祖ぎょうざ苑」さんです。

ぎょうざ苑①

 

ご近所には「元祖ぎょうざ坊」さんというお店もありますが、似て非なるお店です。
(因みに南京町には豚まんの有名店が二軒あります。そちらは同じ店名ですが、「老祥記」と「老祥紀」と末尾の漢字が異なります。

並ぶ「老祥記」と並ばない「老祥紀」なんて言われたりもしていますか、元々一つのお店だったらしいです…)

こちら「元祖ぎょうざ苑」さんにはかなり昔に訪問したのですが、その際はご主人にご挨拶できなかったので、今回改めてお邪魔することになりました。

ご主人の頃末さんとはFacebook上では密な交流があるのですが、お会いしてじっくりお話させて頂くのは実はこれが初めてなんです。

 

「元祖ぎょうざ苑」さんは、最近テレビで何回も登場している為、連日大行列が絶えないお店になっています。

店内に数え切れないくらいの有名人のサインも、飾られています。

ぎょうざ苑①


 「元祖ぎょうざ苑」さんと言えば、味噌ダレで食べる神戸餃子文化の発祥店と言われています。

あの「赤萬」や「瓢箪」もその後です。

改めて、その味噌ダレの味も堪能したいと思います。

 

あと、もう一つ気になるモノがあります…

それは“A5ランク神戸牛100%”の餃子です!

これまではお取り寄せでしか食べる事ができなかった逸品ですが、この春から店内でも頂く事ができる様になったらしいです。

ぎょうざ苑②

 

三大和牛の中で、松阪牛と近江牛の餃子は食イベントの際に食べた事はあったのですが、神戸牛の餃子は初めてです。

(機会があれば米沢牛の餃子も食べてみたいです…あるのかな)

www.tokyogyoza.net

 実は今回、頃末さんのご好意で「元祖ぎょうざ苑」フルコースをご馳走になることになりました…大変恐縮ですが、感謝感激です!!

まず、生ビールで喉を潤します…だんだん暑い季節になってきたので超ウマイです。

まずは、「ミニジャジャ菜」…キャベツとモヤシに餃子餡の肉味噌が掛けられています。

ビールのツマミには最高です。

ぎょうざ苑②

 

つぎは、「水餃子」と「海老のスープ餃子」…

モチモチ皮の食感が良いです。

ぎょうざ苑③

 

海老餃子は一口噛んだだけで海老の香りが口の中に広がります。この海老餃子はセイロで蒸して飲茶(蒸餃子)でも食べてみたいです。

ぎょうざ苑③

 

つぎは、「揚餃子」…カリカリサクサク食感が心地いいです。天然塩で食べると餡の甘味が増します。これもビールのツマミには最高です。

ぎょうざ苑③

 

つぎは、焼餃子三種で「定番焼餃子」「大豆肉餃子」「神戸牛餃子」…

「定番餃子」は豚肉に牛肉が隠し味として少し入っています。

肉汁豊かで味噌ダレとの相性抜群です。

ぎょうざ苑④

 

「大豆肉餃子」はベジタリアンやビーガンなど肉が食べれない方でも召し上がれる餃子ですが、あっさりした味わいゆえ、女性にも間違いなく好まれる餃子ですね。

ぎょうざ苑④

 

そして、いよいよ「神戸牛餃子」です。あの神戸牛専門店「旭屋」さんから仕入れた、最高級A5ランクの神戸牛100%を使用した恐らく世界一贅沢な餃子だと思います。

目の前に運ばれた時はもう感動もんです。

ぎょうざ苑④

 

では有り難く頂きます…

うわぁーっ!

初めて味わう餡の旨味、これはもう別モノですね、餃子ではないです。

まさにステーキの味わい。

何も付けなくても良質な牛肉の旨味が口の中に広がり、思わず笑顔になります。

この餃子、塚田編集長が食べたら、腰が抜けるだろうな…笑笑。

今度、連れて来ます。

ぎょうざ苑⑥

 

あと、一子相伝、秘伝の味噌ダレ、この調合レシピはご主人のみぞ知るものらしいです。

因みに神戸の味噌ダレは、赤味噌系↔︎白味噌系、辛口↔︎甘口で大凡マッピングできます。

最近は合わせ味噌や豆板醤、合挽肉などを混ぜたモノもある様です。

個人的には、餃子に味噌を付けて“オンザライス”なので、白御飯との相性も重要になってきます。

名古屋の餃子も八丁味噌ダレと組み合せたらいいのにと思ったりもします。

こちら「元祖ぎょうざ苑」さんの味噌ダレは、コクがあり味わい深い逸品です。

白御飯に味噌ダレだけを載せて食べても、何杯おかわりするだろうか…それ程美味しいです。

ぎょうざ苑②

 

三代目店長の頃末さんとは、閉店後ゆっくりとたっぷりと「元祖ぎょうざ苑」の歴史を教えて頂きました。

店内奥に飾ってある初代創業者、二代目のお写真、これは日本の餃子の歴史においてもお宝級の一枚です。

昭和32年(1957年)の店の様子です。

ぎょうざ苑①

 

因みに「元祖ぎょうざ苑」の創業は昭和26年(1951年)です。

「千日前珉珉」が昭和28年(1953年)、「餃子の王将」が昭和42年(1967年)、「大阪王将」が昭和44年(1969年)という事実を知ると、このお店がいかに老舗餃子店であるかご理解できるかと思います。

 

しかし、この歴史の背景には人知れず多くのご苦労があったようで、頭が下がります。

頃末さん、ありがとうございました。

餃子を通じての夢の実現に向けて、私も陰ながら応援させて頂きます。

ぜひ頑張って下さい。

 

「元祖ぎょうざ苑」
兵庫県神戸市中央区栄町通2-8-11
078-331-4096
11:45〜15:00/17:00〜20:30、月曜定休日

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