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赤塚不二夫が愛した「水ぎょうざ」を青梅で食す

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みやけ山を走りに行った帰りに、青梅で途中下車をしてみました。

駅を降りるといきなりバカボンのパパがお出迎え。青梅には赤塚不二夫記念館があるんですね。

赤塚不二夫先生と言えば、芸能界の餃子名人タモリ先生に「私もあなたの数多くの作品のひとつです」と言わしめた大先生。タモリ先生の餃子好きも赤塚先生の影響もあるのではないかと勝手に想像しています。


駅から徒歩5分ぐらいのところに赤塚不二夫記念館があります。
結構こじんまりした建物ですね。



こちらでもバカボンのパパがお出迎え。
今度は銀色です。




赤塚不二夫記念館のお隣には昭和レトロ商品博物館が。
チラッとしか中をのぞきませんでしたが、懐かしの看板や商品がズラッと並んでしました。




そして、この昭和レトロ商品博物館に併設されている飲食店がボンボン亭。
赤塚不二夫先生が愛した水ぎょうざを出すお店らしいのです。

今年の7月のdanchuでも紹介されていましたが、満州生まれの赤塚先生は餃子が大好物。
自作の餃子を1000個単位で作ってはみんなに振舞っていたそうです。



店内もレトロな雰囲気で良い感じですね

ボンボン亭のランチタイムは、餃子セットがそれぞれ500円。
汁ぎょうざセットも気になりましたが、今回はオーソドックスな水ぎょうざを注文しました。



待っている間に、クリッピングされている赤塚先生の餃子関連記事をパラパラと。
まずは1988年の週刊現代。
豪快にキャベツを切っていますね。




次は1977年のPOPEYEで水ギョーザの秘伝公開。
この絵は先日のdanchuの特集でも使われていたやつですね。



主婦の友にも登場していました。
赤塚先生若い!




記事を夢中になって読んでいると、すぐに水ぎょうざがやって参りました。
これで500円は安いですね。ご飯にも雑穀が混じっていてヘルシーな感じ。



水ぎょうざは土鍋の様なものに入って熱々の状態でいただけます。




これを、黒酢と醤油を調合して作ったつけダレに付けていただきました。
皮がツルンとしていて美味しいですね。ワンタンみたいな食感です。

餡は豚肉とネギとニラが中心。にんにくはおそらく入っていません。とても優しい味付けですね。

ちょっと気になったのは先ほど見ていた赤塚先生のレシピとは大分具材が異なること。
赤塚先生のレシピはにんにくたっぷりで椎茸もかなりはいってる模様。

後々聞いてみると、赤塚先生が愛したのは水餃子全般で、ボンボン亭の水餃子というわけでは無いみたいですね。ただ、あそこまで赤塚先生押しなので、何らかの関係はあるんでしょうね。





水餃子の茹で汁に餃子の餡の出汁が出ているとのことで、そば湯感覚で飲むことを勧められます。
先ほどの黒酢のつけダレに茹で汁を足せば、スープ餃子の出来上がり。

確かにスープとして飲めますね。こういう餃子の楽しみ方も有りかなと思いました。




今回は時間がなかったので、赤塚不二夫記念館も昭和レトロ商品博物館もじっくり見ることができなかったので、これらを目当てに青梅への再訪をしたいと思います。