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中国の報道機関が焼ギョーザをNG扱い

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約一ヶ月ほど前の記事ですが、新華社が中国日報網に掲載された「ギョーザを食べる時の4つのNG」の記事を翻訳して紹介していました。

NGな食べ方は
  1. 粗い繊維を具に使ったギョーザは食べないほうがよい
  2. 焼きギョーザを食べないほうがよい  
  3. 生煮えのギョーザは食べないほうがよい
  4. 晩御飯としてギョーザを食べないほうがよい 

の4点とのこと。

1番でいう粗い繊維の具材には、ニラやセロリといった中国の餃子でも定番の野菜も良くないというのは意外でした。
心臓や胃腸の弱いお年寄りはあまり食べない方が良いそうです。

問題の2番はスキップして、次は3番「生煮えのギョーザは食べないほうがよい」。まぁ、生煮えのギョーザは論外ですよね。

これにはもちろん同意しますが、水餃子を生煮えで食べるという発想がなかったので、正直驚きました。

そして4番の「晩御飯としてギョーザを食べないほうがよい」これも意外ですね。餃子は皮を発酵させていな分、消化が悪いそうです。特にお年寄りは夜の餃子は避けたほうが良いらしいです。


そして注目は2番です。「焼ギョーザを食べないほうがよい」。

これは焼ギョーザが日本ので料理だと認めたといっても過言ではないですね。

たしかに、中国の焼ギョーザは美味しくないです。

水餃子用に皮を厚めに作ったり、コシが出るような工夫がしてありますが、この皮は焼ギョーザには向いていないのです。

また皮が厚いのに、焼ギョーザを焼く際に鉄板に蓋をして蒸し焼きにするという調理法が一般的ではありません。焼きそばを焼くときのように、焼いている時に上から水をかけるぐらい。

結果、油っこくてゴワゴワした食べにくい皮に仕上がります。

こちらの写真は昨年北京のフードコートで見つけた焼ギョーザ。正式名称は鍋貼と言います。
この餃子も皮が硬かったのを思い出しました。

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大連には餃子の王将も進出しているので、中国の皆さんも日式餃子で焼ギョーザの美味しさに気づいて欲しいですね。ついでに調理方法も学んで、中国でも焼ギョーザを広めてほしいものです。