東京餃子通信

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中野ブロードウェイ裏の昭和な中華店「北京亭」の手作り水餃子

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大分涼しくなってきましたが、この夏の東京餃子通信のテーマは中央線。
本日は中野にやって来ました。

中野サンモール商店街を進んで、中野ブロードウェイの裏手にまわると、昭和感満載の路地と飲み屋街があります。その中でも際立って昭和な雰囲気を醸し出しているのがこの北京亭。

なんと創業は昭和31年。店の姿はほぼ57年前のそれを維持しています。



店内はカウンター席とテーブルが数席のこじんまりした感じ。
店内に入ると完全に昭和にタイムスリップ。

おそらく80歳近いご主人と奥様の2人で店を切り盛りをされています。




カウンター席について、まずはビールを注文。
赤星の大瓶です。
昔から赤星一本なんでしょうね。




名物の水餃子と肉もやし炒めを注文。
こちらの肉もやし炒めはなんと400円。価格も大分前から据え置きなんじゃないでしょうか。




餃子を待っている間に、おつまみにとキャベツを出してくれました。
キャベツにはお酢をたっぷりかけて食べるのオススメだとか。




おまちかねの水餃子がやってきました。
とっても素朴な感じの手作り感あふれる水餃子です。



水餃子が出てくると、ご主人から
「お酢とラー油だけで食べてください」
勧められます。

お酢とラー油だけ。
味付けへの自信がそうさせるのでしょう。




モッチリとした食感のある手作り皮。
なんでもうどん粉から一つ一つ手延で作っているそうです。




餡の具材も豚肉、白菜、ニラ、生姜と水餃子の王道的な具材。
とっても素朴な味付けで、お酢をつけると豚肉の甘みが引き立つ感じがします。

豚肉がよく練りこまれているからだと思いますが、口の中で餡がフワッととろけていく感じがします。




私が生まれる前からこの地に存在した北京亭と水餃子。

どうかこのままの姿で残って欲しいですね。
ご主人も高齢のようなので、無理せずお元気に営業を続けてほしいものです。


帰りがけに気づいたのですが、メニュー表に価格の入っていないアワビ料理達が並んでいました。
時価ってことなんですかね?

とても気になりました。

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