東京餃子通信

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年越し蝦餃で、新年あけましておめでとう餃子います!

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みなさん、あけましておめでとう餃子います。

我が家では正月に親族が一同が集まる中、長男の権限をフルに活用しまして年越し餃子で新しい年を迎える事が恒例になっています。

昨年、新しい技と道具を手に入れたので、この年越しはいつもとはちょっと違う餃子を振る舞う事になりました。

この日のために買いそろえたのはこちらの道具。

麺台に使える厚めのまな板と、竹べら、点心盆そして点心包丁です。
点心を作るためには必須の道具たちです。

今回チャレンジするのは点心のなかでも王道中の王道の蝦餃です。
蝦餃の出来が、その店の格を決めるぐらいの超重要なメニューなのです。


餡の具材はもちろん海老です。
本来はバナベイがオススメらしいのですが、今回はブラックタイガーで代用です。

皮むき、綿貫、洗浄をしてから半分に分けて、半分はフードプロセッサーでペースト状に、もう半分は食感を楽しめるよう包丁で粗く切っていきます。



海老の香りを強めるために干しえびを粉末状にします。
ミルがあれば簡単なのですが、内にはなかったのですり鉢で干しえびパウダーを作りました。




こちらを調味料と豚の背脂で混ぜれば餡は完成。
ここまでは以外と簡単なんです。




難しいのはここから。
浮き粉と片栗粉を鍋で熱しながら混ぜて行きます。




透明になってきたものをタピオカ粉と片栗粉をまぶしながら捏ねて行くときれいな白い生地が出来ます。




これを点心包丁を使ってのばすと蝦餃用の皮が出来上がります。
のばしている姿は余裕がなさすぎて写真に残す事が出来ませんでした。。。

まだ慣れないので、たった30個つくるのに2時間ぐらいかかります。




包み上がった蝦餃はすぐに蒸篭で蒸します。




蒸し上がった蝦餃がこちら。
先ほどまで白かった皮が不思議と透明になるんですよ。

なんとかそれっぽい形になりました。




もちろん水餃子も作ります。
水餃子は水餃子用に作った生地を綿棒でのばして行きます。

こちらは慣れた作業なので、皮がどんどんできていきました。




こちらに白菜の漬け物とニラ、豚肉でつくった餡を包んで行きます。




前日の仕込みだったので、水餃子も一旦冷凍保存するために蒸篭で蒸します。
蒸す事で冷凍をして皮がひび割れたりするのが押さえられるとのこと。




大晦日に冷凍しておいた水餃子を鍋でボイルすれば完成。




今回は水餃子は脇役なので少しだけ。
本来は年越しに食べるのは水餃子なんですけどね。




私が無理矢理企画してそのまま定着してしまった我が家の年越し餃子ですが、蝦餃も水餃子も大好評。なんとか今年も続ける事ができそうです。


今年は食べ歩きもしつつも、自作餃子の研究や、みんなで餃子を作るイベント等もやってみたいとおもいますので、引き続き東京餃子通信をよろしくお願いします。