東京餃子通信

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太っ腹なトルコ航空のイスタンブール無料ツアーからのマントゥ3連チャンへ(その4)

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イスタンブールの滞在も後わずか。ここから12時間という長時間のフライトに備えて、まずは一日の汗を流します。

先日アタテュルク空港のトルコ航空ラウンジの紹介をしましたが、奥の方にはこんな立派なシャワールームがあります。

まるで高級ホテルのような雰囲気です。




==== 風呂上がりは瓶入り牛乳ならぬ、瓶入りAYRAN。
地元で愛されるヨーグルトドリンクです。薄い塩味で飲みやすい味です。




シャワーを浴びてさっぱりしたところで、ラウンジ内をブラブラと散策。
往路に来た時にギョズレメを作っていたトルコ料理コーナーにやってくると、なんとあれを作っているではありませんか。




そうです。マンティ(MANTI)です。
手作りトルコ風トルテッリーニとのこと。

なんと手作りですよ。手作り!




シェフのお姉さんにお願いしてマンティを作っているところを撮影させてもらいました。

大きくのばした皮を小さく切って、そこに羊肉の餡をつまみながら一気に乗せていきます。
その後、一つずつ指の先でつまんでマンティを作っていきます。

これは根気のいる作業ですね。




カウンターにはマンティの解説文も置いてありました。




マンティは中央アジアを起原とする料理とされているようです。
餃子の歴史には諸説ありますが、トルコでは中央アジア起原とされているんですね。
この辺はもう少し突っ込んで調べてみたいところです。

マンティには色んな種類があるようなのですが、今回のイスタンブール訪問時に食べたマンティは全てKayseri Mantisiというものでした。

カイセリとう街で作られるマンティで、非常に小さいのが特徴の様です。

日本のトルコ料理店ではもう少し大きなマンティが食べた事もある(むしろそちらの方が多い)のですが、きっと別の種類だったのですね。これは新たな発見です。




オーダーをすると、手作りのマンティをその場で茹ではじめてくれます。
たっぷりのバターでソテーをして、ソースをかけて出来上がり。

こちらのマンティにはたっぷりのトマトソースが掛かっていました。

オススメされたドライミントを少し振りかけます。




ここまでお酒とマンティを合わせて食べていなかったので、せっかくなのでトルコワインと一緒に、頂く事にしました。




SAYLA MANTIで隣の家族がバゲットと一緒にマンティを食べていたのが美味しそうだったのでまねしてみました。ミント風味のスープも一緒に頂きました。

本日3度目のマンティ。そしてこの旅最後のマンティです。




こちらのマンティはバターで炒めた皮の香りが非常に良かったです。
またトマトソースとヨーグルトソースの相性が抜群でした。




とにかくこのソースが美味しいのです。
マンティを食べ終わった後で、バゲットにつけて最後までソースを味わいました。

これをやりたかったんですよ。これでイスタンブールにやり残したことはありません。




今回の旅はバルセロナがメインでイスタンブールは単なるトランジットだったのですが、トルコ航空のあまりのもてなしに、イスタンブールが大好きにななってしまいました。

イスタンブールへの再訪を誓って、東京への12時間のフライトに旅立つのでした。
ちなみに、帰りの機内食も美味しかったです。

これにて、世界の餃子的料理を探す旅は終了です。
今回も収穫の多い旅でしたが、次はどこに行こうかな。