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【芦屋】惚れ惚れする美しさ!大鳳餃子のアートの様な9色のマカロン餃子

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東京餃子通信編集長の塚田です。

9月初旬の関西出張で、双龍居、包君、瓢たんと回ってきましたが、最終日の夜は本家特派員をはじめとする関西地方の餃子仲間と芦屋の「大鳳餃子」に集結しました。

アクセス:阪神本線芦屋(阪神線)駅西出口 徒歩9分(地図

大鳳餃子は、大阪餃子通信の本家特派員の一推し餃子店の一つ。

芦屋駅からちょっと離れた住宅街の中にお店はあります。



大鳳餃子は、昭和37年に福岡の大牟田での創業に始まるのですが、16年ほど前からは芦屋の餃子専門店として営まれています。

店主の新元さんも東京餃子通信を欠かさず読んでいただいているとのこと。

嬉しいと思う反面、餃子のプロの皆さんの餃子へのこだわりを本当に伝えられているかと緊張する一瞬でもあります。




こじんまりした店内は、とても落ち着いた雰囲気で居心地がよいです。

定番餃子メニューだけで10種類以上と、どれを選ぶか迷ってしまいましたが、まずは定番のプレーン餃子から頂きます。

ちなみにこれらの餃子は全て皮も手延べで作っているとのこと。
あまりに手間がかかるのでランチ営業はあきらめたそうです。

本家さんと関西餃子談義に興じているうちに、プレーン餃子が焼き上がりました。

プレーン餃子は若干ミニサイズですが手延べ皮で餡にもお肉がしっかりと入っていて290円。

これ安すぎませんか?

手延の皮を小さな餃子に合わせて薄く伸ばしているのが、パリっとした食感の良さにつながっています。




芦屋の餃子も味噌ダレでいただきます。
大阪に行くと酢醤油になるのですが、味噌と酢醤油の境界線はどの辺りなのでしょうね。

神戸の味噌ダレに比べるとあっさり目の味付けでした。




続いてオーダーしたのが、大鳳餃子名物のマカロン餃子。
カラフルな餃子が9個整列して登場しました。

とても美しいですね。
これはアート作品といっても過言ではないかも。

これが全て手延べ、手包みというのだから頭が下がります。




味は、左からウメ、シソ、チーズ、キムチ、イカスミ、タケノコ、すじ、ゆず、ポテト。

私はウメとタケノコ、イカスミ、すじ、ポテトをいただきました。
なかでもみどり色のタケノコ餃子とピンクのウメ餃子が気に入りました。

タケノコ餃子は大きめにカットされたタケノコがしっかりと包まれています。
みどり色は小麦若葉を皮に練り込んでいるとのこと。

ウメ餃子は、とってもサッパリ。濃厚な味やピリ辛の餃子のなかで、爽やかさが際立っていました。





マカロン餃子に感動していると、今度は試作品のわさび餃子を出してくれました。
俵むすびのようにのりで巻かれています。

わさびがピリッと効いていて、のりの風味とよく合います。
このスタイルの餃子は初めてかも。




続いて焼き水餃子がやってきました。

水餃子用に作ったモチモチ系の餃子を焼き上げます。
羽根もついていて蒲田の你好の餃子みたい。

良質な豚肉を使っているので、甘くてジューシーです。
ミンチの仕方にも秘密があるようですよ。




焼いた水餃子が美味いとなると、焼いていない水餃子も食べたくなるもの。
スープ餃子を注文しました。

大鳳餃子は全般的に皮が美味しいです。
モチモチしていて、つるっとしたのどごし。

水餃子の本場中国では餃子は麺類なので、皮が主役。


大鳳餃子の水餃子も、本場と同じく皮がしっかりと主役の座についています。




続いてトマト餃子に挑戦。

トマトとバジルでイタリア~ンってかんじの餃子です。

小麦の皮に、トマトとバジル。
材料だけみたらイタリア料理ですよね。




締めは手羽餃子。
写真では伝わりにくいのですが、ものすごく立派な手羽を使っています。

こんなに大きな手羽餃子を見たのは初めて。
このサイズの手羽が手に入らないと作らないそうです。

とても熱いのでハフハフ言いながらかぶりつくと、中からこれまたしっかりした餃子餡が出てきます。
普段ライバル関係の唐揚げと餃子が高いレベルで融合してますね。




店主の新元さんと、餃子仲間で、東京や大阪など全国の餃子の話で盛り上がっていると、気がつけば閉店時間に。

最後に新元さんもご一緒にカウンターで記念撮影までさせていただきました。
他の3人も大満足だったようです。




餃子を作って、食べてもらうのが楽しくて仕方がないという新元さん。
大鳳餃子はその餃子への愛情が店いっぱいから伝わってくる、とても居心地の良い空間でした。


次回、また新しい餃子にであえそうなので、再訪するのを楽しみにしています。


大鳳餃子餃子 / 芦屋駅(阪神)甲南山手駅深江駅

 

 


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