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【木場】タンメンの清湯スープで煮てから焼かれる「来々軒」の絶品モチモチ焼き

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東京餃子通信編集長の塚田です。

なかなかタンギョウの美味さの秘密にたどりつけず、最近タンメン比率が過去に無いほどに上がっています。

そん中、この日はタンギョウの原点に戻ろうと、昭和34年創業の木場の来々軒のタンギョウを食べに来ました。

来々軒
アクセス:東京メトロ東西線木場駅1番口 徒歩4分(地図

木場駅から永代通りを東陽町方面に歩いて5~6分、手延餃子で有名な宝家を超えたところに来々軒はあります。

タンメンの店かとおもいきや、暖簾には「餃子の店」と書いてあります。



立て看板もタンメンと餃子のセットの写真がドンと乗っています。
とにかくこの組み合わせで食べて欲しいということでしょう。




メニューの一番上もタンギョー1180円。
2番目は大盛りタンギョー1350円。

他にもメニューはあるものの、来々軒はタンギョーの店なのです。



19:30ぐらいに店内へ。
この時間だと行列はありませんでしたが、店内はほぼ満席。

もちろんイチオシのタンメン餃子(タンギョー)を注文します。

席について次のお客さんが、店内に入ってきたところで店員さんが、

「ごめんなさ~い、本日の餃子は終わっちゃったんです」

とお断りを。


あぶない、あぶない。
なんとこの日のラスト餃子をゲットしていたのでありました。




店員さんに食券を渡すと、まずは湯で野菜が出てきます。
自家製のラー油をかけて食べてほしいとのこと。

タンメンは太麺で湯で時間がかかるので、その間のつなぎということなのでしょう。




カウンターには毛筆のきれいな字で、店主からのメッセージが。

「欲出さず精出して野菜の味を出し下町餃子」

良いですね。

来々軒の餃子のポイントは野菜です。
覚えておきましょう。



カウンターから厨房を覗いていると、奥の方で餃子専用の鉄なべで丁寧に餃子を焼いているのが見えます。

まずは、清湯スープで数分煮るようです。
普通はお湯を使って餃子を蒸し焼きにしますが、清湯スープで味を染み込ませながら蒸し焼きにするとうこだわりよう。

その後油をさして焼き目をつけていきます。

焼き上がりのタイミングでも一つ一つ目視で焼き目を確認をしてから、ようやくお皿の上に取り上げます。

とても丁寧な焼き方ですね。

お待ちかねの餃子がタンメンに先行してやって来ました。

やや大きめのサイズの餃子が5つ並んでいます。
焼き目はこんがりキツネ色。
パーフェクトな焼き上がりですね。





皮はかなり厚めのモチモチ系。
もち粉が入っているとのことです。

まるまると太った感じが可愛らしいフォルムですね。




野菜はキャベツやネギ、ニラなど10種類の野菜が刻まれて練りこまれているとのこと。

味付けは、ニンニクが効いた昔ながらの餃子の味。
創業時から引き継がれている味なのでしょうね。
とても懐かしい感じがします。




続いてタンメンの登場。
とても透き通った、スッキリしたスープ。

野菜の旨味を最大限に活かすというのはこういうことなのでしょう。

麺はかなり太めで、歯ごたえも有ります。
餃子の皮と同様に、かなり存在感のある麺です。




せっかくなので餃子と一緒に記念撮影。
餃子は一個食べちゃって4つのみ。



途中、自家製のラー油を入れて味に変化をつけます。
このラー油は、胡麻油の香りがとてもしっかりとしていました。



麺も皮もモッチリとしていてお腹になまるので、タンギョーセットでかなり満腹になります。
私には大盛りタンギョーは無理っぽいです。


ちなみに、冷凍餃子は通販でも帰るようです。

普段使いではなく、中元・歳暮の贈答品狙いの餃子というのも餃子への絶対的な自信の現れでしょうか。



今回も、「タンギョウは旨い」という事実が積み上がったのみで、その理由に踏み込むことは出来ませんでした。

まだまだ、しばらくはタンギョウの秘密は解明できないのかもしれません。

来々軒中華麺(その他) / 木場駅東陽町駅



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tarekomi