東京餃子通信編集長の塚田です。
前回の『お台場カルチャーカルチャー「東京餃子通信の餃子たべくらべ会」開催レポート(前編)』に引き続き、イベントのレポートをお送りしたいと思います。
詳細すぎるレポートは、イベントに参加してくれたICHIZOさんのブログ「いいすての小部屋」の全8回のレポート記事に掲載されているのでそちらをご覧ください。
- 東京餃子通信にしかできない!「餃子食べくらべ会」に喝采(前編)
- 東京餃子通信にしかできない!「餃子食べくらべ会」に喝采(中編)
- 東京餃子通信にしかできない!「餃子食べくらべ会」に喝采(後編。もしくは「マツコにも教えなかった餃子の世界」編~その1)
- 東京餃子通信にしかできない!「餃子食べくらべ会」に喝采(後編。もしくは「マツコにも教えなかった餃子の世界」編~その2)
- 東京餃子通信にしかできない!「餃子食べくらべ会」に喝采(後編。もしくは「東京で食べられる旨い餃子」編~その1)
- 東京餃子通信にしかできない!「餃子食べくらべ会」に喝采(後編。もしくは「東京で食べられる旨い餃子」編~その2)
- 東京餃子通信にしかできない!「餃子食べくらべ会」に喝采(後編。もしくは「日本全国ご当地餃子めぐり」編)
- 東京餃子通信にしかできない!「餃子食べくらべ会」に喝采(完結編)
さて、前半のレポートでお伝えしてきたように、私が餃子トークをしながら、皆さんにお取り寄せ餃子を食べてもらうという展開で始まった餃子食べくらべ会。
浜松のかめ、北海道から宝永と、焼き餃子が出てきた次に控えていたのは点心マイスター協会会長で私の餃子の先生でもある小林先生がこの日のために作ってくれた水餃子。
材料は無添加にこだわり抜いた体にやさしい水餃子。皮に老麺を使い少し発酵させ旨みを出しつつ、餡は手切りの豚肉と白菜の漬物、味付けはアワビソースやネギ油を使うという超贅沢な水餃子です。
この水餃子への反応も「こんな水餃子初めて食べた」というような意見をもらい、私としても嬉しい限りです。
来場客の中には、小林先生の餃子教室に通うことをその場で決めた方もいたようです。
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点心マイスターから水餃子の特訓を受けてきた
続いて登場したのは飯田橋PAIRONの白龍餃子。
飯田橋にいけば食べられるPAIRONの餃子ですが、実は通販もやってます。
しかし1日に作れる数が決まっているため、2週間ぐらい前から注文をして通常の通販枠とは別に餃子を作ってもらっていました。
白龍餃子の特徴はなんといっても、モチモチ皮とジューシーな餡、そしてシナモンの香りです。
餃子の可能性を広げる逸品と言っても過言ではありません。
開場からも驚きの声があがりました。皆さんの餃子を食べた反応が壇上から見ていてわかるのがとてもおもしろかったです。
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飯田橋白龍は餃子愛であふれてる
続いて秋田から情熱の赤餃子のご紹介。
こちらも宝永と同様にABChan Zooで紹介して絶賛されたお取り寄せ餃子です。
真っ赤な餃子が並ぶとキレイですね。このようなイベントではとても映える餃子ですね。
楽天でつねにトップランクにいる超人気お取り寄せ餃子で、紅白と緑色の餃子をとりあつかっているのですが、今回は予算の関係で赤のみをご紹介させてもらいました。
皮と餡に唐辛子が練り込んであるのでピリ辛に仕上がっていますが、ベースの餃子の美味さがあってのピリ辛アレンジです。
こちらもその場でお取り寄せを決めていたお客さんがいたのが嬉しかったです。
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羽生の金メダル、葛西の銀メダルを紅白餃子でお祝い
お取り寄せのトリをつとめたのは、最も大きな歓声があがったこの餃子。
宇都宮は正嗣の餃子です。
餃子好きの皆さんが集まっている会だけあって、正嗣の認知度が異常に高かったのに驚かされました。
そして歓声があがったポイントは、正嗣の餃子を揚げ餃子として出したところです。
ご存知のように現在正嗣には焼き餃子と水餃子しかありません。
しかし、私が生まれるもっと前の時代には揚げ餃子を出していたことがあったそうです。
そんな幻の存在になった正嗣の揚げ餃子を楽しんでいただきました。
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宇都宮の地元で餃子といえば正嗣(まさし)
調理された餃子がずらっと並ぶと、色も形もことなるので面白いですね。
一言で餃子といっても、いろんな餃子があるということを体験いただけたのではないでしょうか。
そしてお取り寄せ餃子の後に、塚田家の餃子も披露させていただきました。
前日の晩に餡を仕込んでもらい、イベント当日の朝から私が包んだ餃子たちです。
「お取り寄せよりも美味しい!」なんて感想もいただいて非常にうれしいのですが、私が作る餃子は販売されている餃子に比べて材料に原価をかけられるので、単純比較はできないですよね。
それでも、これだけ多くの皆さんに餃子を振る舞うのは初めてだったので、美味しいと言ってもらえるのはとても嬉しいことです。
マツコの知らない世界で作った餃子は、主婦が気軽に作れるという限定条件があったので少し簡易化したのですが、今回は我が家で作っているそのままのレシピを持ち込みました。
そして、この後ニフティさんから企画中の「きりたんぽ鍋風餃子」の試作品が配られました。
試作品の感想を皆さんに聞きたいとうことで急遽登場したのですが、この前に9種の超ハイレベルな餃子を食べてハードルが上がりきった状態だったこともあり、なかなか厳しい反応でした。
評価が良い時だけでなく悪い時も壇上からはよく分かるのが面白いです。
私も一つ頂きましたが、正直なところまだまだ改善の余地が沢山ありそうだという感想を持ちました。
「きりたんぽ」らしさを餃子で出すって、かなり難しそうです。
お取り寄せ餃子を振る舞った後は、都内のオススメ店や、変わった店、そして日本全国のご当地餃子の紹介を行いました。
本当は、世界の餃子めぐりというネタも用意していたのですが、あえなく時間オーバー。
とにかくみなさんの反応が良いので、楽しくなってしゃべりすぎてしまいました。
この日持って行ったネタだけでも、あと1〜2時間は余裕で話せそう。
トーク内容に興味がある方は冒頭に紹介したICHIZOさんのブログをご覧ください。
最後に、私が作った餃子に関する三択クイズ15問で行う餃子検定を実施しました。
三択問題だったので満点が続出するかとおもいきや、最高点は13点。
適当に作った割には、なかなか良いレベル感の問題ができていたようです。
13点を獲得した方に賞品として私が執筆や企画として参加した書籍を差し上げました。