東京餃子通信

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世界16億人のムスリムにも餃子を食べて欲しい!ハラール餃子専門店「Katatata」

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東京餃子通信編集長の塚田です。

インバウンド施策が効果を上げているのか、多くの外国人観光客が日本にやってくるようになりました。東京オリンピックまでは、この勢いは止まらないでしょう。

そんな外国人観光客の皆さんにも美味しい餃子を食べて、日本の「GYOZA」を世界に広めて欲しいとっ私は願っています。

日本にやって来る外国人の中には、当然イスラム教徒の方も多くいるのですが、そこで問題が一つあります。

ムスリムの方にオススメできる餃子がない、、、

ご存知の通りイスラム教では豚やアルコール類を食べることが禁じられています。
つまり、豚肉は当然のこと、ラード、紹興酒等など、通常、餃子を作る際に使う食材が使えないのです。

そんな中、ハラール認証の餃子があるという話を聞きつけ六本木にやって来ました。
ハラール認証を受けているのでムスリムにも安心して勧められます。

六本木ヒルズの裏を広尾方面に進んでいくと、HALAL CHINESEと書かれた店が見つかります。
こちらが、ハラール認証の食材で作った餃子を出すというKatatata(カタタタ)です。

Modern Chinese cuisine Ka・ta・ta・ta motoazabu
アクセス:地下鉄六本木駅 徒歩8分
住所:〒106-0046 東京都港区元麻布3-2-20(地図


この辺りはイスラム系の国の大使館などもあるので、需要が高いのでしょうね。



お店の外にはHALAL GYOZAの案内が掲示されています。
見た目は普通の焼き餃子のようですね。



店内は小洒落た感じ。
メニューももちろん日本語と英語と両方用意されてます。

お客さんも、外国人比率が3割は超えていました。

麻辣羊肉麺(Spicy lamb soul noodles)と餃子(Halal gyoza)を注文しました。



先に羊肉麺がやって来ました。
うーんコレは辛そう。

赤く染まったスープの上に更に辣油がドンと乗っています。
麺は細めんでスープがよく絡みます。

美味しいのですが、辛くて汗がどんどん吹き出てきます。

幸いなのは、あまり後には引きません。これであれば餃子の味の判断は出来そうです。



羊肉麺でふーふー言っていると、餃子が運ばれてきました。

はい。
見た目は完璧に日本の餃子です。

焼き加減もなかなかのレベルですよ。



皮はやや薄めのノーマルサイズ。
餡をいっぱいに包もうとしているからなのか、ヒダの中にもニラがはさまっています。
ちゃんと圧着されているのでそれほど気にはなりませんでした。



餡にはもちろん豚肉は使っていません。
その代わりに、マトンと鶏肉をミックスしたひき肉を使っています。

微かに羊肉の香りはするものの、ほぼ日本の焼き餃子を再現出来ています。
普通に美味しい。
感動するレベルでは無いものの、普通に美味しい焼き餃子です。

野菜はキャベツが中心ですが、香りのアクセントにセロリを入れているようです。



もっと羊肉が前面に出てきた餃子が出てくることを想像していたので、ある意味拍子抜けしましたが、よくよく考えてみるとスゴイことですよね。

ハラール認証を受けた食材だけ使って餃子を作っているのに、普通の日本の餃子に仕上がっているのですから。

これであれば、ムスリムの方たちに「日本に来たらGyozaを食べていってくれ!」と自信を持って言えそうです。

ちなみに、この餃子は450円。
ハラール認証の食材は、原価が高いと思うのですが、価格も普通にしているのにも感動しました。

ムスリムの皆さん、どんどん日本に来て、六本木で美味しい餃子を食べていってくださいね!

カ・タ・タ・タ中華料理 / 六本木駅広尾駅麻布十番駅



東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!


tarekomi