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【神保町】「焼きそば名店探訪記」コラボ企画(最終回)深夜の救世主「三幸園」で締めの焼きそば&焼き揚げ餃子

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東京餃子通信編集長の塚田です。

「焼きそば名店探訪記」の塩崎さんとの食べくらべ企画も太湖飯店、成光、揚子江菜館と3軒をまわってきました。

私と塩崎さん、そしてメシコレのスタッフ2名の合計4名で食べ歩いてきましたが、各店舗で餃子と焼きそばを食べてきたので、結構良い感じにお腹が膨れてきました。

ラストは私の推薦店ということで、三幸園に行きたいと思います。

三幸園も、太湖飯店や成光と並んで戦後まもなく出来たので創業60年ぐらいの歴史があります。

三幸園の魅力の一つは、老舗店でもありながら深夜営業をやっているという点。
この日も22時を回っていましたが、ラストオーダーまでかなり余裕が有ります。

神保町界隈の中華料理店は以外と早く終わるので、深夜に餃子が食べたくなった時に重宝しています。

 
私は三幸園で焼きそばを食べるのは初めてです。
ここでも塩崎さんの流儀にしたがい、ノーマルな焼きそばを注文しました。

焼きそばかかなりのボリューム。野菜もそばもどっさりと盛られています。
流石、学生やサラリーマンの胃袋を60年間支えてきただけありますね。

一人だったらこれだけでお腹いっぱいになりそう。

見た目に反して味付けはサッパリ目。
量が多いので、食べながら自分でソースや醤油、辣油などをかけながら好みの味に調整して食べると良さそうです。

 

三幸園で、塩崎さんに食べて欲しかったのが揚餃子です。

揚餃子も日本独特の調理方法なのですが、三幸園の揚餃子にはさらに天津飯のあんのようなソースがかかっています。

そしてポイントはグリーンピース。これもニッポン中華では外せないアイテムです。

この揚餃子は中国料理が日本でどのように独自進化したのかを、体現している料理ではないかと思っています。



薄皮でありながらサクッと揚がっているのは素晴らしいですね。
餡の味付けは甘めの味付け。おつまみにも、惣菜にもなれるタイプの餃子です。



もちろん焼き餃子も注文しました。
やや薄焼き気味。

注文の時によく焼きを指定すれば良かったかもしれません。



三幸園の焼き餃子は成光ほどではありませんが、薄皮で餡の味が強めに味付けしてあります。
皮はあくまでも補助的に、餡が主役の惣菜餃子です。

ですから、今回のように焼きそばと一緒に食べたり、その他麺類やチャーハンなどと一緒に食べるのが正解なのだと思います。
 


一晩で4軒の焼きそばと餃子をめぐる食べあるき企画でしたが、同じ神保町で60年以上の歴史を持つ中華料理店の焼きそばがこんなに特徴的なのだということは、これまで全く気づきませんでした。

餃子に関しては、寧波出身系のお店と戦後のニッポン中華を広めて来たお店で、真っ二つに特徴が分かれる事を改めて認識しました。

別ジャンルを極めている方と食べあるきをすると、新たな発見があって面白いですね。

「焼きそば名店探訪記」の塩崎さん、また今回の企画に協力いただいたメシコレのスタッフの皆さんありがとうございました。

近日中に、メシコレにきれいにまとめた記事が掲載される予定ですので是非ご期待ください。



東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!


tarekomi