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【箱根】箱根旅行の締めはトレランからの「餃子センター」で餃子三昧

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東京餃子通信編集長の塚田です。

先日、仕事関連の研修で箱根湯本に来る機会がありました。
一泊したのですが、土曜日の朝から自由時間になったので以前から気になっていた箱根唯一の餃子専門店「箱根餃子センター」を目指すことにしました。

餃子センター
住所:〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300(地図

箱根餃子センターは、彫刻の森美術館の近くにあるので、箱根湯本のホテルからはバスや箱根登山鉄道を使えば1時間弱でつきそうな距離。

しかしせっかく紅葉の季節に来たのですからまっすぐに目的地を目指すのはもったいない。

というわけで自分の足で走って箱根の自然を満喫することにしました。


箱根湯本からは旧街道のハイキングコースが元箱根まで続いています。
元箱根を経由して彫刻の森美術館までが約15キロ。

ゆっくり走って2時間ちょっとぐらいかなと予測。


余裕のつもりで出てきたはずがなかなかの険しい道。

旧街道は江戸時代に出来た石畳の道が続きます。
1600年代にこんな立派な道を作ったのは凄いですね。

ただ、ゴツゴツしててものすごく走りづらいのです、、、



ところどころ舗装路を走るのでスピードアップと思いきや、勾配10%以上。
コレもキツイ。

箱根駅伝のランナーを尊敬します。



途中石畳ではない走りやすそうな元箱根方面行きのハイキングコースがあったので、そちらに進んでみると今度はものすごい山道。



ずんずん進んでいくと屏風山山頂へ。
気がつけば標高984Mです。



そして山を下っていくと箱根の関所跡のあたりに降りてきました。
せっかくなので箱根駅伝往路のゴール地点へ。

この時点ですでに箱根湯本をスタートしてから2時間以上かかってしまいました。

ここから彫刻の森美術館までは約10キロ。
完全に予定が狂いました。



というわけで箱根の関所からは、バスに乗換て餃子センターを目指すことに。
小涌園でバスを降りて、そこから残り1.5キロはまたランニング。

スタートから3時間ぐらいかけてようやく餃子センターにたどり着きました。
ものすごい寄り道ですね。



開店時間に間に合わなかったので、すでに店内は満席。
しばらく外で待つことにしました。



ちなみに餃子センターは、ちょうど彫刻の森駅と強羅駅の中間地点にあります。
どちらから歩いても5分弱。



餃子専門店だけあって回転も早いので、あまり待たずに店内に入ることができました。
店内にはいたるところにつるし飾りがぶら下がっています。

これは伊豆の稲取地区での風習で吊るされている飾り一つ一つに意味があるようです。

餃子のつるし飾りも見つけたのですが、これには何の意味は込められていない単なる飾りとのこと。



カウンター席に通されたので、まずは箱根ラベルのビールで道中の疲れを癒します。
のどがカラカラだったので美味い!



餃子のメニューとにかく豊富です。
焼き餃子だけでも10種類。全部で23種類ありました。

今回は初来店なので、基本の「はこねぎょうざ」と「すいぎょうざ」を注文しました。

やや価格設定が高めですが、観光地価格と思えば許容範囲内です。



ビールを飲みながら待っていると先に焼きぎょうざの「はこねぎょうざ」が運ばれてきました。

焼き色は完璧。これ以上ない仕上がりです。
こんな美しいきつね色の焼き面にはなかなか出会えないですよ。

厨房が見えなかったのですが、どのように焼いているのか気になりますね。



皮はやや厚め。ひだは深く刻まれています。
モチっとした食感と、サクッとした焼き面のバランスが素晴らしい。

特に焼き面は油がしっかりと落とされていて、全くベタベタしていません。



餡は白菜中心のさっぱりめ。
味付けはしっかりしているので、このまま食べても満足度は高いです。



ポン酢ベースの専用のつけダレも用意されていました。
焼きぎょうざはこちらをつけて食べても美味しかったです。



続いて熱々の鉄鍋に入った「すいぎょうざ」の登場。

餃子以外にも様々な具材がたっぷり入った鍋餃子です。

白菜、人参、しめじ、きくらげ、銀杏、筍といった野菜類。
かまぼこ、お麩、なるとの存在も見逃せません。



熱々なので取り皿にとっていただきます。

スープの味付けも濃いですね。
ゆずの香りがします。



焼きぎょうざとは餃子の形も皮の大きさも異なります。
餡は野菜多めでさっぱり目。とてもヘルシーな餃子です。

結構煮込まれているので取り皿の中で餃子がくずれるのですが、スープと一緒に餡を食べるとこれまた美味い。

すいぎょうざのオプションでごはん入りとかうどん入りとかありましたが、餡を混ぜて食べたら絶対に美味いと思います。

とっても体の温まる餃子でした。



「はこねぎょうざ」も「すいぎょうざ」も、こだわりを感じる私好みの餃子でした。
隣の席のお客さんが食べていた鶏皮餃子も美味しそうだったなぁ。

次、いつ箱根に来ることができるかわかりませんが、まだ21種類残っているのでまた再訪したいと思います。

帰りは強羅駅まで歩いて登山鉄道で下ることにしました。



ちょうど旧型車両がきました。
この車両は味があって良いですよね。

箱根湯本まで40分ぐらいでゆっくりと下山していきます。
おそらく私が走るのと変わらないぐらいゆっくりです。



半日ではありましたが箱根の自由時間を満喫しました。
今度は家族と一緒にゆっくりと遊びに来たいと思います。

餃子センター餃子 / 彫刻の森駅強羅駅小涌谷駅


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tarekomi