東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、丸の内朝大学「Love! 餃子クラス」で「世界の餃子」についての講義を行ったのですが、その準備を兼ねて、ドイツの餃子を食べてきました。
お店は有楽町のガード下にある「JSレネップ」。
「JSレネップ」1974年創業の老舗ビアホール。
40年以上前にドイツビールを生で出している店は相当珍しかったのではないでしょうか。
樽生のドイツビールはもちろんのこと、様々なドイツ料理が食べられるということでも人気のお店です。
====
現在は6種のドイツ樽生ビールが提供されています。
ドイツビールは味だけでなく、専用のグラスも特徴があって面白いですよね。
ドイツ居酒屋を標榜しているだけあって料理も豊富です。
お目当てのマウルタッシェンだけでも調理方法を変えて3種類あります。
こちらではドイツ風ラビオリと呼んでいるのですね。
マウルタッシェンはドイツ南部地方のシュヴァーベン地方の郷土料理で、修道士が神様に隠れて肉を食べるために生み出したとも言われている料理です。
まずは樽生ビールを注文。
銘柄はを選択。
これで「イェーヴァー」と読みます。
苦味がかなりしっかりしているピルスナーです。
続いてドイツ風ラビオリ「マウルタッシェン」の登場です。
今回は茹でタイプを選択しました。
以前ドイツで食べたマウルタッシェンがスープタイプだったので、今回は茹でにしてみました。
茹でとは言いつつもスープに入ってきます。
スープの中に大きなマウルタッシェンが3つ入っていました。
中国や日本の餃子とは異なり、四角い皮を2枚合わせにしています。
皮もやや黄色がかっているので、生地もパスタ生地を使っているようですね。
牛肉に香草を練りこんである独特の餡です。
茹でマウルタッシェンには2種類のソースがついています。
スープと一緒にたべるのではなく、お皿に取り出してソースをかけてたべるのが、茹でマウルタッシェンの食べ方のようです。
まずはチーズのソース。
非常に濃厚なチーズのソース。
これはチーズソースだけで食べても美味しい。
もちろんマウルタッシェンとの相性も良いです。
続いてピリ辛トマトソース。
ピリ辛といってもほんのり辛味が感じる程度。
こちらもソースをたっぷりとかけていただきます。
トマトの酸味とほんのりした辛さが良いですね。
マウルタッシェンとの相性ではこちらの方が私の好みではありました。
ドイツ料理だけあってビールとの相性が良いですね。
今回は次の予定があったのでJEVERを一杯だけで引き上げましたが、他のビールとの組み合わせも試してみたいところです。