【神田】dancyu餃子部員が始めた餃子店「80年代酒場 部室]
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東京餃子通信編集長の塚田です。
先日発売されたのdancyu 2016年9月号の餃子特集「餃子心酔。」はみなさんも読まれたのではないかと思いますが、本編とは別にとても気になる記事がありました。
dancyuでは餃子部通信というコーナーがあるのですが、その号外が出ていたのです。
タイトルは「安野、餃子屋はじめるってよ」。
安野さんというdancyu餃子部員が、餃子が好きすぎて餃子屋を始めてしまったという話。
記事を読んだ時から「そんな餃子好きの方が作った餃子であれば食べに行かねば」と思居ながらもなかなかタイミングが合わず先延ばしになっていたのですが、先日ようやく訪問することができました。
安野さんが始めた餃子屋「80年代酒場 部室」は、神田駅から徒歩1~2分の場所にあります。
ギョーザと角ハイボールと歌謡曲の店というコンセプトの様子。
きっと安野さんが好きなものを詰め込んだような感じのお店なのでしょう。
階段を上っていくとdancyuの号外の写真がお出迎え。
店内の壁には80年代の歌謡曲のジャケットが所狭しと並んでいます。
安野さんにリクエストをするとBGMとして流してくれます。
餃子を一皿注文。
そしてモリンガハイなるドリンクを注文。
モリンガというのは最近アスリートなどが摂取していることで注目されているスーパーフード。
栄養満点、デトックス効果もある野菜です。
この場所は昼間はモリンガのカフェとして営業しているのだとか。
そういえば「部室」の看板の下に「モリンガ ミニカフェ&ショップ」と書いてありました。
餃子が焼きあがる間は駄菓子を肴にしながら待ちます。
「部室」では100円で、なんと駄菓子が食べ放題。
子供の頃を懐かしながら、駄菓子で一杯。
40代のおっさんにはたまらないですね。
しばらくして円板型に嫌いに焼きあがった餃子が登場しました。
フライパンへの餃子の接地面を大きくして、よりパリパリ感を出しているようです。
向かって右側が普通の餃子、左側がしそ餃子です。
皮は中厚、一つ一つ手包みで包んであります。
安野さんは、放送作家という本業を持ちながら「部室」を運営しているのですが、本業がありながらよく餃子を仕込む時間があるものだと感心します。
8年間の研究成果として生まれた安野さんの餃子はかなり私好みの味。
豚肉がよく練りこまれていてジューシーかつしつこくない。
下味も強めについているのでタレも不要です。
そして何より香りの決め手として、私のレシピでもつかっているアレが入っているようです。
こちらはしそ餃子。
餡に混ぜられたしそが透けて見えます。
ベースの餡は同じのようですが、しその香りが口の中にふわっと広がります。
普通の餃子もしそ餃子も甲乙つけがたい。
これはセットで頼むべきですね。
安野さんとは年齢も近く、餃子好きということもあり話が弾み、結局閉店までお邪魔してしましました。
アラフォー以上の餃子好きの方であれば絶対お勧めできる場所なので、対象の方は是非足を運んでみてください。
本業の傍ら一人でお店を運営しているため、基本は月、火、水、金の夜営業なのですが、日によって営業時間も変わることがあるらしいので、来店前には電話で確認をすることをお勧めします。