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昭和11年創業「永楽」のたれなし餃子【小岩】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

小岩にある創業昭和11年の老舗餃子店「永楽」に行ってきました。
昭和11年創業というのは神保町のスヰートポーヅと同時期、東京最古の餃子店の一つです。

前々から気にはなっていたのですがアクセスが悪くなかなか訪れる機会がありませんでした。

今回小岩在住の方に案内いただくチャンスがありようやくの訪問となりました。

JR小岩駅から徒歩15分ぐらいでお店に到着。
京成小岩駅からだともう少し近いようです。

竹垣に灯篭と日本料理店のような趣の店構えです。


灯篭には「たれなし餃子」と書かれています。

どうやらたれを付けずに食べる餃子がウリの様子です。



お店の外にあるメニューにもたれなし餃子が全面押しになっていました。

メニューの写真の縦横比がおかしいのはご愛嬌ですね。



店内も純和風な作り。餃子店とは思えない落ち着ける雰囲気です。

席についてあらためてメニューを見ると「永楽」の80年おん歴史をつづられていました。

満州から帰った先先代が満州で食べた満州族の家庭料理の味が忘れられずに小岩でお店を作ったのが始まりとのことです。

創業当時からあるメニューという「支那そば」「ワンタン」そして「焼き餃子」を注文しました。


まずは支那そば。

カツオの風味がする和を感じさせる支那そばです。



続いてワンタン。

スープは支那そばと同じくカツオだし。



つるつるっとした皮のワンタンがたっぷりと入っています。

喉越しがよいですね。



そしてお待ちかねの「たれなし餃子」の登場。

脂たっぷりつかって焼き上げた、焼き目の美しい餃子です。



広めにとった底面がカリカリに焼かれています。



包み方はやさしくふんわりと包んでありました。



カリカリに焼けた皮に包まれた餡は、豚肉、キャベツ、ニラ、ニンニクとオーソドックスな具材を使っています。

具材は一般的なものですが味付けにコショウをたっぷり使っているところが特徴的です。ピリッとしたからさがアクセントになっています。

また、下味もしっかりついています。餡の量は少なめですが満足度は高いですね。

たれなし餃子の名前の通り、この餃子はたれを付けずに食べるのがオススメ。

あえてたれをつけるとすればお酢だけつけるのが良かったです。



和風の落ち着いた雰囲気の中で80年の歴史を感じながら食べる餃子は一味違いますね。

このまま100年を超えてずっと残って欲しい餃子店です。


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tarekomi