東京餃子通信

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荻窪「潮州」のニラ焼き餃子と大根餃子を自宅で再現(後編)

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前回に引き続き、『餃子 超入門』で見つけた「潮州」のニラ焼き餃子と大根餃子のチャレンジレポートです。

昨日は餡と皮まで完成をしたので、今日は包むところから。

手作りの皮の場合、皮に水を付けなくても両側の皮を一体化させるようにぎゅっと押しつぶすとくっつきます。

実際に包んでみると、皮の厚さや大きさが均一でないのに気づきますね。まだまだ修行が足りません。

まぁ、多少皮の形が悪くても包むときに皮を延ばす事ができるので、なんとか餃子の形になるものです。

にらが外に少し出てしまっていますが、こちらが生ニラ餃子。



そしてこちらが生大根餃子です。
餃子の形が不揃いですね。これも手作り皮の面白さだと割り切ります。




包み終わったら、フライパンで餃子を焼いていきます。
焼くのは毎度の事ですが妻のお役目。どんどん焼きの技術があがっていくので頼もしい。

皮がややあつめなので、時間をかけて蒸すために多めに水を入れます。



ふたをして待つ事数分、水が蒸発したら軽くごま油をさして最後の焼きめを付けます。

焼き上がったのがこちら。
美しい焼きめですね。これ以上ないという完璧なタイミングです。

これは大根餃子です。



こちらがニラ焼き餃子。当たり前ですが焼き上がった様子はほとんど変わりません。



まずは大根餃子からいただきます。

皮は薄力粉を多くしたので、パリッとした感じは出せました。
技術の問題はありますが、できればもう少し薄くしても良かったと思います。

大根のシャキシャキした感じが残っていて面白い食感です。豚肉は少ししか入れていないのですが、ちゃんと旨味も出ています。

初めて大根餃子というものを食べましたが、これはありですね。

今回は入れませんでしたが、大葉や梅なんかを入れるとさらにさっぱりして美味しいかもしれないです。大根サラダの要領ですね。




続いて、ニラ焼き餃子。
これは美味い。自分で言うのもなんですがすばらしい出来です。
ニラの風味がと豚肉の旨味が良く合うんですね。ふんわり卵も良い感じです。

餡の味付けをもっと工夫したら、さらに美味くなりそうですね。
鶏ガラスープと醤油をもう少し多めにしても良かったかもしれません。

この餡はある程度皮にも存在感があった方が美味しいと思うので、皮を手作りにしたのは大正解。

市販の皮でやるんだったらもち粉入りの皮が良いと思います。




番外編ですが、息子が餃子を包みたいというので、初めての餃子包みに挑戦しました。
ニラ焼き餃子を市販の皮で包んでもらいました。

まだひだを作るのは難しいので、まずは隙間無く閉じる所から。

初めてにしては上出来ですね。




息子が作った餃子は、また格別に美味しいですね。

5歳から始めれば将来が楽しみです。




今回は、ニラと卵、そして大根とネギという新しい組み合わせの餡にチャレンジしましたが、皆の評判も良かったので大成功だったと言えると思います。

実は「潮州」には、まだ行った事がないので、今度は馬シェフが作った本物を食べにいきたいと思います。