東京餃子通信

全国の餃子情報をほぼ毎日お届け!

蒲田のスーパースター八木功さん

スポンサードリンク

蒲田といえば羽根つき餃子。今や全国的に有名な餃子の街です。

そんな蒲田の羽根つき餃子を生み出した蒲田のスーパースターが你好の創業者八木功さん。
1983年の創業以来、你好の厨房で餃子の味を守り続け、78歳の現在でもまだ現役バリバリです。

もし餃子殿堂があるならば、間違いなく殿堂入りですね。



八木さんは、中国残留孤児として45歳で日本に帰国。

帰国後は生活保護を受けながら、日本語学級に通うという大変な苦労をされていたそうです。
当時、日本語の先生にお礼をするために振る舞ったのが大連仕込みの中華料理。特に餃子が人気だったとの事です。

恩師に喜んでもらいたいと、さらに研究に研究を重ね、大連の焼きまんじゅうからヒントを得て焼いた餃子が、この羽根つき餃子です。




1983年に蒲田でテーブル5宅の你好を開業したときも、恩師や地元蒲田の有志約80人が資金を出し合いなんとか開店にこぎつけたとの事。

本店に行くと、当時の協力者のお名前が飾られてます。

今では、蒲田を中心に10店舗を展開。銀座のど真ん中にみ店を出すまでの大成功。
ジャパニーズドリームといっても良いのではないでしょうか。

さらに、自身の兄弟や親戚にも羽根つき餃子を伝授。彼らが独立して作ったのが蒲田御三家で有名な歓迎と金春なのです。

八木さんなくしては、餃子の街、蒲田は誕生しなかった訳ですね。

以前から你好の餃子は大好きだったのですが、先日放送されたBS朝日「幸福の一皿」で八木さんの物語を拝見して更にファンになってしまいました。

放送翌日、早速你好の餃子を食べたくなったので、家族で西口店に行ってきました。
お店は大盛況で、餃子は若干よく焼き気味でしたが、いつもと同じく羽根がパリパリで皮がモチモチで餡がジューシーなおいしい餃子でございました。




「幸福の一皿」を見逃してしまった方は7月13日(金)20時~にもBS朝日で再放送をされますので、是非ご覧ください。

東京餃子通信も登場します。