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餃子の王様も絶賛の横浜中華街のきたな美味い餃子店

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最近の横浜中華街の変わり様はすごいですね。
◯◯世界チャンピオンの店だらけだったかと思いきや、焼小籠包を中心としたテイクアウト店があちこちに開店。しかもどの店も大行列。

そんななか変わらずに営業しているのが香港路の奥のほうにある上海飯店。

お昼時だというのに行列もなく、ほとんどノーマーク状態。
店の雰囲気が、休日に中華街にあそびに来る観光客を寄せ付けないのかもしれません。


以前もこのブログで紹介をしていますが、上海飯店はあの餃子の王様ことパラダイス山元氏が絶賛する数少ない餃子店の一つであります。

13勝、21引き分け、327敗という厳しい戦いを勝ち残ったうちの1店舗。中華街では唯一だと思います。

お店の前には、他店に比べるとテレビや雑誌の取材実績は少ないのですが、ほぼ唯一山元氏が絶賛した新聞記事が貼ってありました。

「毒で話題の今だから、うまいギョーザ食べた~い」という強烈な見出しからも、だいたいの掲載時期はわかると思います。

もう4年以上前の話なんですね。




昔から変わらぬカウンター。
店主が一人で切り盛りしています。といっても私たちともう一組のみ。

上海飯店はとにかく店内が雑然としてます。




こちらは2階の座敷席に続く階段。
ちなみにこの水道は水が出ないので、手洗いが必要な場合はトイレの中で。




懐かしのテレビデオ。地デジ化した今ではただの箱?



紹興酒の瓶と思しきものがおいてありますが、中身が入っているかどうかは不明です。

餃子用にでてきた小皿も微妙に汚れてたのを、その場で拭って出してきます。
この時点で食べな人はいるかもしれないですね。

中国本土の料理店に比べれば、全然OKですけどね。




正直言ってかなり汚い店ですが、餃子の味は絶品です。
まとめて仕込んだ餃子を一旦冷凍してあるのですが、それを感じさせない旨さです。

焼き加減も良い感じで、カリッと焼かれています。




上海飯店の餃子はとにかく餡が美味しい。
一口かじると、中から肉汁がジュワ~っと溢れ出します。
豚肉の背脂を使ってジューシーさを出しているとのこと。

餡の味付けを肉になじませるために、ひき肉をボールになんども叩きつけるそうです。

おいしい餃子を作るためには手間がかかるんですよね。



表通りはかなり変わってしまった中華街ですが、路地裏に入って行くとまだまだ昔ながらの楽しい中華料理店がたくさん残っています。

こういう店を探索するのも、中華街の楽しみ方の一つだと思いますよ。

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