東京餃子通信

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大手町の金融ビルに現れたニューヨーク

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餃界のニューヨークといえば、立川の大衆居酒屋「餃子のニューヨーク」。

そんな餃子のニューヨークが大手町に新たにできた金融ビルに進出したということで、早速餃子仲間の皆さんと視察に行って来ました。



場所は大手町駅直結の大手町フィナンシャルシティ・サウスタワー。
メインのテナントは政策投資銀行という、非常にお硬い金融ビルです。



タワーというだけあって超高層ビル。
夜遅くまでエリート金融マンが働いているんでしょうね。




そんなエリート集団の胃袋を支えるのが地下の飲食店街。
その一角に餃子のニューヨーク大手町店が店を構えているのですが、看板娘のあの娘がいません。

結構楽しみにしてたのに。。。
本店だけの所属なのでしょうか?せっかくの新規オープンなので応援に来てもよさそうなものですけどね。




あの娘というのは、もちろん自由の女神さん。
立川の本店では店の前で迎えてくれる、文字通り看板娘です。

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今回は5人でやってきたので、たくさんの種類の餃子をいただくことにしました。

まずは定番の焼き餃子、揚げ餃子、水餃子を5個ずつ注文。

こちらが焼き餃子。
お気づきの方もいると思いますが、お皿の上には6個乗っています。
間違えたのではなく、これがニューヨークスタイルのおもてなし。

定番系の餃子は注文した数より一つ多く出してくれるのです。
初めてだとちょっと得した気分になります。

焼きが薄めなのも本店と同様。
皮がもちもち系なので、もう少し焼いてくれるとカリッとして美味しいと思います。

餡はお肉たっぷりでジューシー。ニューヨーカーは、これくれい肉々しくないと満足しないのかもしれないですね。

特性のにんにく醤油をつけていただくのがおすすめです。




続いて揚げ餃子。
カラシをつけて頂きます。
皮がサクサクしてて良い食感。お弁当のおかずを思い出させる餃子です。




こちらは水餃子。
皮かなりモチモチ系。水餃子のために作られた皮を使っているようです。

餡は豚肉たっぷりでとてもジューシー。かなり食べごたえのある水餃子です。




ここからは変わり種餃子。
それぞれの餃子におすすめの食べ方が書いてあるので、それにしたがって注文します。

これらの餃子は注文が入ってから作っているのか、出てくるのに時間がかかるので注意が必要です。

まずは、しそ入り水餃子。
こちらはメニューに記載の通り一皿4個しか来ませんのでご注意を。

しその香りが餃子の外からでもわかります。
肉々しい水餃子がしそでさっぱりした感じになって美味しかったです。

包かたは、焼き餃子風の包み方なんですね。




次はレモン焼き餃子。
レモンを入れるというのは初めてですが、こちらもお肉がいっぱいの餃子をさっぱりさせることが目的なのでしょう。

餡にレモンの果汁と細かく刻まれたレモンの皮が練りこまれています。
かなりレモンの主張をしてきます。

不味いわけではないのですが、私の好みではありませんでした。




続いてチーズ揚げ餃子。
中からトロリとチーズがでてきます。

おつまみ餃子の定番って感じの安定感ですね。



更に揚げ物連発。
手羽餃子も注文してみました。
プレーンとニラにんにくとチーズの三種類があります。
手羽餃子が複数種類用意されているお店も珍しいですね。

鶏肉で豚肉たっぷりの餡を包んでしまうという、ケンタッキーのチキンフィレダブルみたいな発想。

手羽餃子の方が歴史は長いとおもいます。




私は食べなかったのですが、こちらはチーズ手羽餃子。
中と外に2種類のチーズが乗っています。



ちょっと辛いものが食べたくなったので酸辣湯餃子を注文。

餃子を人数分の5個にして欲しいという相談をしたところ、快くオーダーを受けてくれたのはありがたかったです。

お味の方はというと、残念ながら私の基準では酸でも辣でもありません。
ピリ辛スープって感じです。

アメリカ人は辛いものが苦手だというので、これもニューヨークスタイルなんかも。




というわけで辛いものが食べたかったので、締めに四川風水餃子も注文してみました。
こちらも、ピリ辛程度。逆に醤の甘さが目立っているぐらい。

辛いのが好きなかたは、過度な期待はしない方が良いかも。



あとで気づいたのですが、本店ではSAPPOROの赤星がおいてあった瓶ビールが、大手町ではキリンに変わっていました。これはちょっと残念だったところです。

今回は餃子以外にも5人でかなり飲んで食べたのですが全部で2万円程度。
大手町のど真ん中にあることを考えると、リーズナブルな価格設定だと思います。

餃子の種類がとにかく多いので、少し多めの人数で行っていろんな餃子を少しずつ楽しむのがおすすめです。