東京餃子通信編集長の塚田です。
4月の半ばに会社のオフィス移転があり通勤に千代田線を使うことになりました。このためこれまで開拓が進んでいなかった千代田線沿線や常磐線沿線へのアクセスが格段とよくなりました。
というわけで早速千代田線沿線の未踏店を攻めていきたいと思います。
今回ご紹介したいのは千代田線根津駅から徒歩2~3分のところにある「池之端 松島」。ラーメン店ですが、手のし皮を使った焼き餃子が人気メニューのお店です。
不忍通りから路地を入ると「ラーメン」と書かれた幟が見えてきました。
一見、小料理屋の様な落ち着いた雰囲気のお店です。
暖簾もかなり年季が入っていますね。
ガラガラと引き戸を引いて店内に入ります。手前にテーブルが2つ、そして奥にカウンター席が5~6席とかなりコンパクトな作りのお店です。
お昼時間から少し外れていたので先客は一人のみでした。
カウンターの一番奥の席に座りメニューを眺めると、ラーメンと餃子以外にも酒のつまみになりそうなメニューが意外と揃っています。
夜は軽い飲みには使えそうなメニュー構成ですね。
今回は初めての訪問だったのでオーソドックスにラーメンと薄皮餃子を注文しました。
ラーメンは650円、薄皮餃子は450円なので合わせて1100円。
そこそこ贅沢なランチメニューになってしまいました。
注文から数分後、先にラーメンが運ばれてきました。
とてもシンプルな醤油ラーメンです。なんとなく安心感がありますね。
麺は細いですがもっちりとしたコシがあります。
スープは鶏ガラベースのさっぱり系です。
続いて薄皮餃子の登場。
長方形のお皿に6個並んだ状態で運ばれてきました。
餃子を焼く際に焼き機に並べる速度の問題か、焼き機自体の問題かはかりませんが右端と左端でかなりの焼きムラがあります。まぁこれも色々な焼き目を楽しめると思えばポジティブ要素になり得ますね。
皮は一般的な大きさですが餡は控えめ。
ラーメンのサイドメニューとしては丁度良いサイズです。
薄皮餃子といっても手のし皮にしては薄めというイメージ。ヒダはかなり深めに刻んででいます。
ヒダの山は潰さずに残しています。
もっちりとした弾力もありますが、表面がつるっとしていて麺のような食感の皮です。
餡の具材は細かく刻んで水切りをしたキャベツと豚肉がよく練りこまれています。
ニラは少々はいっていますがニンニクは使われていない様子です。ラーメン同様にあっさりとしてシンプルな味付けに仕上がっています。
ラーメンのサイドで食べるのであればこのまま食べても良いですが、もし酒のつまみとしてラーメンに先行して食べるのであればつけダレはあったほうがよさそうです。
私の中では濃いめの設定の5:5の酢醤油にラー油少々ぐらいが丁度よさそう。
店の立地と落ち着いた雰囲気が魅力的なので、近くにあればフラットよりたくなるお店でした。夜に来るとまた別の楽しみ方が見えてきそうです。
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 台東区池之端2-7-5
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- (写真提供:赤バイクの知蔵)