東京餃子通信編集長の塚田です。
昨年、中野の五差路の近くにできた「Wing Village」が新作の餃子を出したとのことで半年ぶりに訪問してきました。
私が企画のお手伝いをしたHOT PEPPER Beauty 5月号にもモチモチ皮の新店のカテゴリーで「Wing Village」にも登場いただきました。
雰囲気も餃子の味も、女性向けに推しやすいお店なんですよね。
バル形式の餃子店では餃子自体は業務用に頼るお店が多い中、「手延べ餃子バー」という皮から手作りにこだわっているのも嬉しいですよね。
今回は一人で来たのでカウンターに座り生ビールを注文。
ビールはキリン一番搾りのプレミアム。ギフト限定なのかと思っていたのですが飲食店向けの樽でもだしているようです。
「Wing Village」は店主の加藤さんが料理番組の調理スタッフやラーメン懐石の有名店での料理長の経験を活かして作るお摘みが一つ一つ美味い。
手延べ皮ゆえ餃子の調理時間が長めにかかるので、お通しも毎回3品だしてくれます。
HOT PEPPERの読者特典でピータン豆腐をいただきました。ピータン豆腐もとってもお洒落。
クリーミーな豆腐のムースにピータンとナッツが乗った香りとコクのあるピータン豆腐です。
そしてお目当ての新作餃子「えびアボカド餃子」。こちらは数量限定販売とのこと。
三角形に包まれています。
この包み方は、餡が柔らかいものやゴロゴロと形があるものを包む際など三日月型に包むのが難しい場合に有効な包み方です。
また底面が大きく取れるので、サクッとした食感が出しやすいという利点もあります。
一方で包むのに時間がかかるので、大量の餃子を包むのには向いていません。
手延べ皮ならではのキメの細かさとサクサクっとした焼き目の食感が良いですね。
焼き面側から見るとわかりにくいですが、上から見るとこのように包まれています。以外とシンプルですよね。
餡の具材はエビとアボカドとパクチー。エビの香りが強いので加藤さんに聞いてみるとエビは普通のエビと干しエビの2種類を使ってるのだとか。
これはビールにも合いますが、ワインを飲みたくなる餃子ですね。
お酒が飲みたくなる餃子は餃子バーの真骨頂。
そのまま食べても美味しいのですが、お好みでマヨネーズを少しつけても美味です。
変わり種餃子ですが、かなり細かく味のバランスを整えてメニュー開発をしているのが伝わって来るレベルの高い餃子でした。
オープン後もどんどん餃子が進化していくのが感じられて嬉しいですね。また訪問したいと思います。
手延べ餃子バー ウイング ビレッジ (バー / 中野駅、新中野駅、東高円寺駅)
夜総合点★★★★★ 5.0