大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。宇都宮出張の折の餃子レポート第2回目、第3回目は、いよいよ宇都宮餃子の双璧とも言える「正嗣」と「みんみん」の両本店へのハシゴです。
出張業務を終え、宿泊先ホテルに荷物を置き、ジャージとスニーカーに着替えて向かったのは宇都宮の中心部、両本店は数件隣にあります。
この状況は関西で言えば、神戸元町の「赤萬」と「ひょうたん」の様です。あちらは背中を付け合っています。
この路地裏には他にも二軒の餃子店が軒を連ねています…
この光景には思わず興奮しました。
さて時刻は夕方5時半、心配なのは「正嗣」の行列です。
恐る恐る店前を眺めてみると…
誰もいない⁈ …
次に心配なのは、餃子が売り切れて店じまいをしている事です。
入口を入ると、営業中!しかも3席空いている!職場の同僚と3名で行ったので丁度よいです。
カウンターに並んで座り、早速に焼餃子と水餃子を各々注文をしました。暫くすると厨房から「餃子、全て終わりましたぁ」との知らせの声が…
まさに間一髪セーフの入店でラッキーとしか言い様がありません。
因みにこちらのお店、メニューには餃子しかありません。
ビールもライスもないんです。何という拘りでしょう。
まず水餃子が出されました。ラーメン鉢に茹で立てアツアツの水餃子が浮かんでいます。
餃子にはある程度の下味が付いている為、酢とラー油を少し茹で汁に垂らすことを店員さんにアドバイスして貰いました。
早速一口食べてみると、プルプルモチモチの皮の食感が堪りません。
餡からも上品な味わいの肉汁が出てきます。少し垂らしたラー油が餃子と絶妙に絡み合い餡の美味しさを引き立てます。
次に焼餃子が出されました。
店頭には、餃子は小振りと書かれていましたが、普通のサイズ感があります。
そして、見るからに美味しそうな焼け具合です。
こちらには、酢醤油を付けて頂きます。
ウ、ウマイ!皮は揚げ餃子の一歩手前の様なサクサク感、そして餡は野菜の甘み、ジューシーさが豊富です。
味付け自体は薄味なので、食べ続けても飽きません。流石、数百軒ある宇都宮餃子ナンバー1と言われるだけありますね。
久々に餃子を食べて感動しました。
この感動の余韻に浸りながら、次は単独行動で数件隣にある「みんみん」に向かいました。
「正嗣 宮島本店」
栃木県宇都宮市馬場通り4-3-1
028-622-7058
http://www.ucatv.ne.jp/ishop/masashi/