東京餃子通信編集長の塚田です。
巣鴨で乗り換えの機会があったので途中下車をして巣鴨地蔵通り商店街へ。
「おばあちゃんの原宿」と言われるだけあり、平日昼間でもかなりの賑わいを見せていました。
今回、目的のお店はとげぬき地蔵のさらに先にあります。
商店街を奥に5分ほど歩いて寝具屋さんの「しのはら」の角を右折。
するとオレンジの看板が見えてきます。
こちらは「ファイト餃子」の新店舗です。昨年の1月に都電荒川線の庚申塚駅近くの旧店から巣鴨に移転をしてきました。
移転から1年以上たってようやく訪れることができました。
以前のお店に比べるとだいぶ間口が広くなった印象です。
おみやげコーナーも健在。
厨房脇から餃子のお持ち帰りができます。おみやげコーナーは美味しい餃子店を見つける一つの目印になるというのが、最近の研究で明らかになってきました。(※ 東京餃子通信調べ)
おみやげコーナー脇にはホワイト・ギョウザの焼き方が掲示されています。
これ家庭でやるのは勇気がいるんですよね。あとでフライパンの周りに跳ねた油を拭き取る作業が面倒で、、、
私は焼きあがったギョウザをお持ち帰りにして、アルミホイルに包みオーブントースターで温めなおすことにしています。
保存はできませんが、手軽に家でもホワ餃が楽しめるのでオススメです。
ちなみにこの日の冷凍生餃子は、前日に売り切ってしまったとのことで鋭意製作中。冷凍して販売できるようになるのは夕方とのことです。
さすが人気店ですね。
店内も明るく広々としています。
厨房が良く見えるカウンター席に案内されます。これはラッキーですね。
ファイト餃子では、ホワイト餃子の野田本店とは異なりラーメンやチャーハンなどの中華メニューも用意されています。
それぞれセットメニューもあるのでオススメです。
今回は1番のラーメンセットを注文。
ラーメンは、醤油あじスープに細麺、チャーシュー、ゆで卵、もやし、海苔の乗ったいわゆる支那そば。
非常にシンプルで、なんとなく落ち着く感じのラーメンです。
ここではあくまでも餃子が主役、ラーメンはライスのような扱いといっても良いのかもしれません。
そしてホワ餃の登場。
私は勝手に「餃子界の二郎」と呼んでいます。
二郎には「『二郎』はラーメンにあらず、『二郎』という食べ物也」といった格言があるそうですが、同様に「『ホワ餃』は餃子にあらず、『ホワ餃』という食べ物也」と言えるのではないかと。
カリッと黄金色に揚がり、ぷっくりと丸々した形状をしたこの独特の餃子は、たまに無性に食べたくなりますよね。
横浜方面で食べられる店がないのが残念です。(以前、松原商店街に横浜店があったらしいのですが、閉店になりました)
油で高温で揚げられてもしっかりと閉じたままなのが素晴らしいですね。
フランスパン用の準強力粉を使ったサクサクっとした独特の食感の皮もホワ餃の魅力です。
揚げたてのホワ餃の中には、熱々の蒸気が溜まっているので、火傷を回避するためにまずは穴を開けます。穴を下に向けなければ肉汁は漏れないので安心してください。
そのまま食べても良いですが、私は餃子に直接お酢をさっとかけて食べるのが好きです。
餡は、豚肉がベースですが、ニラ、玉ねぎなど野菜が豊富に使われています。
そして、中華系の香辛料が色々と使われているため、香りが良いのもホワ餃子の特徴。
さらに、もう一つお気に入りの食べ方。
お酢にたっぷりの七味唐辛子。酢胡椒ならぬ酢七味。
これをホワ餃にたっぷりつけると、脂がおとされサッパリする上にピリリとした絡みが良いアクセントになります。
ビールを飲みたくなる味になってしまうので、ランチタイムは控えた方が良いかもしれません。
ラーメンをサイドメニューに控えさせるホワ餃の堂々たる姿はさすがです。
新店舗になり以前よりも訪問しやすくなったので、体がホワ餃を欲したらまたフラッと立ち寄ってみたいと思います。
横浜にもまたできないかなぁ。
- ジャンル:餃子
- 住所: 豊島区巣鴨4-23-6
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- (写真提供:ゆいポコ)
ファイト餃子 (餃子 / 庚申塚駅、新庚申塚駅、巣鴨新田駅)
昼総合点★★★★★ 5.0