東京餃子通信編集長の塚田です。
8月某日、横浜市少年野球大会の開会式を見学に横浜スタジアムにやってきました。
この日は次男がチームの一員として行進。ベイスターズのファン感謝デーなどで入るハマスタの景色とはまた違う緊張感もあって、子供たちも大興奮でした。
ハマスタでの開会式終了後、ランチタイムはもちろん横浜中華街へ。
夏休みのさらに週末ということもあり、早い時間からかなりの人出がありました。
この日のランチの場所に選んだのは、香港路の中程にある「牡丹園」。広東料理の専門店です。
この店を選んだ理由はこちら。
「牡丹園」は、お店をあげてベイスターズの応援をしていて、選手もよく訪れるお店なのです。
せっかくハマスタで野球選手気分を味わった息子にはぴったりの場所です。
店内には選手のサインが書き込まれた応援ユニフォームなどがズラリと並んでいます。
そして二階へ上がる階段の先には番長の幟が。さらに両サイドの壁にはびっしりと選手たちのサイン色紙が並んでいます。
これらの展示物に息子も大興奮。
注文そっちのけで憧れの選手の写真やサインを食い入るように見ていました。
オーダーはまずはこちら。
お目当てにしていた牛バラカレーは平日限定メニューとのことで、もう一つの名物料理の牛バラ炒飯を選択。
炒飯の上に柔らかく煮込まれた牛バラがたっぷりと乗っています。甘めの味付けでほんのり香る八角が食欲をそそります。
炒飯もシンプルですがよくできています。
続いて次男が指定のチャーシュー麺。
中太麺を使い、醤油味のスープは非常にさっぱりとしています。
甘く味付けされたチャーシューも旨い!
次男曰く「周りが赤いチャーシューは美味しい証拠」とのこと。どこで、そんな情報手に入れたのかわかりませんが、美味しいものを見つける能力は高まっているようです。
そして五目焼きそば。野菜の他にゲソなどの海鮮類がはいった具沢山な焼きそばです。
チャーシュー麺とは異なる細麺を使いやや固めに仕上げてあります。
醤油ベースの味付けでこれも非常にレベルが高い。
中華鍋スタイルのお皿で出てくる演出も良いですね。
もちろん餃子も注文しております。
まずは水餃子。
厚めでとてもコシのある皮で包まれた餃子が8個一皿に盛られて来ました。
包み方が少し変わっています。
両サイドを先に止めてから真ん中を止めています。この包み方は初めて見ました。
コシのしっかりした皮のなかには粗めに刻まれた椎茸と筍が印象的。
エビも贅沢に使われていて、椎茸とエビの香りが口のなかに広がります。
皮だけでなく餡の味付けも食感も、オリジナリティー溢れる餃子でとても気に入りました。
続いて焼き餃子です。
水餃子よりもひと回り大きめの焼き餃子が6個セットになっています。
鉄鍋で揚げ焼きにしてあり焼き面だけでなくサイドの部分まで黄金色の焼き目がついています。
皮もサクッと軽い食感で、水餃子とは異なるものを使っていると思われます。
餡の具材は粗く刻まれた豚肉、キャベツ、玉ねぎ、ニラ、ネギ。玉ねぎの味が活かされていて、甘めの味付けになっています。
揚げ焼きにしているので少々油っぽさも感じるのでお酢をベースに辛味は辛子でつけてみることにしました。
これが大正解。
もともと餡の味付けがしっかりしているので、お酢との相性はバッチリ。
辛子もアクセントになり春巻きのような感覚でもあります。
揚げ焼き餃子にはお酢に辛子は良いですね。
リーズナブルな価格で美味しい餃子と本格中華料理を食べられるので、中華街に来た際には是非足を運んでみてください。
特にベイスターズファンの方は、ハマスタでの応援の前後に来ると盛り上がること間違いないと思いますよ。
- ジャンル:広東料理
- 住所: 横浜市中区山下町147
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- (写真提供:もねさん)
牡丹園 (広東料理 / 元町・中華街駅、石川町駅、日本大通り駅)
昼総合点★★★★★ 5.0