東京餃子通信編集長の塚田です。
関西出張のついでに神戸元町へ。
元町に来るといつもは「瓢たん」や「元祖ぎょうざ苑」など南京町側のお店を回ることが多いのですが今回は駅の北側を開拓していきたいと思います。
今回訪問したのは餃子専門店「餃子の古屋」です。
2015年にこの場所に移転をしてきたのでお店はまだ新しいですが、1998年創業と約20年の歴史のある神戸餃子では中堅どころのお店です。
競争の激しい飲食店で20年続くというのは素晴らしいこと。
ちなみに東京で数少ない神戸の味噌ダレ餃子が食べられる新橋の「楽」のご主人は、「餃子の古屋」での修行経験をもとに東京進出をされています。
お店の入り口では餃子の看板でお出迎えをしてくれます。
餃子もいくつか種類があるようです。
一人での訪問だったので手前のカウンターに座らせていただきました。
店内は赤と白を基調とした明るい雰囲気。
奥の方にはテーブル席もあります。
餃子を注文する前にまずは瓶ビール。
赤星があるのは良いですね。
ビールを飲みながら餃子の注文を検討。
餃子は2人前以上のしばりがあるようです。
「古屋」オリジナルの「ネギ餃子」が気になったのですが残念ながら売り切れ。
悩んだ結果、餃子とパクチー餃子をそれぞれ1人前ずつ注文しました。
餃子が焼きあがるまでの間に、神戸餃子に欠かせない味噌ダレをセット。
古屋の味噌ダレは赤味噌と白味噌のブレンドをベースにやや甘めの味付けに仕上げています。ここにお好みでラー油を足します。
この味噌ダレは六甲味噌の通販サイトでも購入することができます。
餃子は注文が入ってから包むらしく焼き上がりまで少々時間がかかります。
しばらくして、やや小さめの餃子が8個ずつ。
手前がパクチー餃子、奥が普通の餃子です。
焼き色はやや薄めですがパリッとした軽めの食感に焼き上げられています。
サイズも食感もビールのつまみに丁度良い。
薄めの皮を使っているのも「古屋」の餃子の特徴です。
皮が薄いので包み置きをせず、注文後に包むのでしょうね。
手間をかけても、こういう細かいところにこだわるのは素晴らしいことです。
良質な豚肉とニンニクを使った餃子の味付けは素材の味を活かしたシンプルな味付け。
味噌ダレをつけて初めて餃子の味が完成されます。
酢醤油もありますが、断然味噌ダレで食べることをオススメします。
続いてパクチー餃子。
こちらはレモン汁をかけてからいただきました。
餡にもパクチーが仕込まれていて皮から透けて見えます。
レモン汁がかかっているのでレモンとパクチーの香りで非常に爽やかな餃子に仕上がっています。
これは女性に受けそうな味ですね。
岩塩をかるくつけても美味しくいただけます。
パクチーの風味がしっかりしているので、味噌ダレや酢醤油よりもこの食べ方の方が合いますね。
店内も明るく清潔感があり女性でも入りやすい餃子専門店でした。
今回はネギ餃子を食べ損ねたので次回はもう少し早い時間にきてネギ餃子を食べたいと思います。
古屋 (餃子 / 元町駅(JR)、元町駅(阪神)、旧居留地・大丸前駅)
夜総合点★★★★★ 5.0