東京餃子通信編集長の塚田です。
八ヶ岳ぎょうざの製造・販売をしているマルマサホテルシステムの担当者の方からご連絡をいただきまして、試食用にと八ヶ岳ぎょうざを数パック送っていただきました。
マルマサホテルシステムはスパティオ小淵沢というホテルを運営している会社なのですが、スパティオ小淵沢の中に「山水樓 龍淵」という広東料理専門店が入っています。
この「山水樓 龍淵」は、大正11年に東京の日比谷で創業した広東料理専門店の草分け的な存在で、創業当時から蒸し餃子をはじめとする点心メニューを出していたのだとか。
その後、2001年の山水樓本店の閉店後に八ヶ岳に移転をしてきて現在の「山水樓 龍淵」として営業をしているそうです。
現在の料理長も山水樓本店で修行をされ、のちに総料理長になった方です。
そんな、大正11年からの歴史を汲む餃子がこちらの「八ヶ岳ぎょうざ」です。
かなり大きめの餃子が6個で1パック。
通常の餃子の1.5倍~2倍ぐらいの大きさがあります。
大きい冷凍生餃子なので蒸し時間は少々長めにとって焼き上げます。
茹でるのではなく蒸し焼きにするため、熱湯を使って強火で蒸し焼きにするのがポイント。
最後にごま油を回し入れて焼き目をつければ完成!
我ながら上手に焼けました。
大きめの皮の中には餡がたっぷりと詰まっているのでずっしりとした重さを感じます。
推定、30〜40g。
重さも通常の餃子の2倍ぐらいあります。
皮は中厚でヒダを深く大きめにつけて、潰さずにヒダの形を残しています。
もちもちした弾力が感じられ、皮の味も美味しかったです。
餡は豚肉とキャベツ、ネギとオーソドックスなものですが、ニラの香りがかなり強く効いています。
下味がついているので、なにもつけなくても十分に美味しいです。
大きくて食べ応えもありますし、味付けもしっかりとしているので大満足。
餃子の味にうるさい息子たちとも争奪戦になる程。
辛味が少し欲しいと冷蔵庫を物色していたら、福岡から買ってきたYOZUSUKOを発見。
試しにちょっとつけてみると、これがとっても良い感じ。
辛味と香りだけが足されるので味のしっかりした「八ヶ岳ぎょうざ」には丁度よく会います。
大正11年からの歴史に支えられた非常にレベルの高い餃子でした。
現時点では山梨県に行くかFAXでの通販のみの受付と購入方法が限定されていますが、今後は販売チャンネルを拡大してくとのことなので期待をしたいと思います。
2019年1月15日追記:
山水樓「八ヶ岳ぎょうざ」がインターネット通販も始めたという連絡をいただきました。詳細は下記公式サイトをご覧ください。