大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
瓢箪山の「ぎょうざ屋 天」さんで丸正系餃子を美味しく頂いた後、大通りをクルマで走っていると、反対側車線の道路沿いで、ふと目に入った看板…「丸正」！！！
まさか…思い、クルマをUターンさせ店に近づくと、まさしく餃子屋の「丸正」、そしてその下に小さく“あーちゃん”と書き足されています。
全くノーマークのお店でしたが、入らない訳に行きません。
暖簾を潜り店に入ると女将さんが迎えて下さいます。
時間があまり無かったので、餃子を一人前（270円）だけ注文すると快よく応対して下さいました。
続けて、丸正本店との関係を尋ねると、「全く関係ないです」と即答され、残念ながらそれ以上は探ることは出来ませんでした。
どんな餃子が出て来るのか、興味を抱き待つこと５分、カウンター前の鉄板で焼き上がった熱々の餃子が出されました。
えっ！
やっぱり丸正系餃子そのものやんっと言いたくなる程、丸正本店の餃子を再現されています。
かなりの辛さらしい自家製ラー油（これも丸正系の特徴）と餃子タレで早速頂きます。
ピリっ！辛いです（泣）。
しかしながら、それが胃を刺激し更なる食欲を沸かせます。
餃子は超薄皮でパイ生地の様に薄くサクサクです。餡も丁寧に練り込まれ薄皮との相性が抜群です。
どの様な理由で店名に丸正の文字が掲げられているのかは定かではないですが、10年近く営業され、地元の常連さんに愛されるお店は、もしかしたら一番、本家丸正に似た餃子かも知れません。
因みに、こちらのお店以外に丸正系の餃子は私が知る限り８店あります。
追記：ネット検索してみると、少し前の看板には「丸正」しか書かれいません。益々、謎が深まるばかり… 鶴橋にある「味力亭」はいつのまにか店名や商品名から「丸正」が消え、門真にある「餃子の丸正」は法廷問題となり、店名を「中華丸正」と改名されたり、「丸正」という屋号はなかなか難しい問題になっています。
「丸正 あーちゃん」
大阪府大阪市東成区東今里1-7-18
06-6973-6605
