大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
ある方のグルメブログを見て、強烈に行きたくなったお店があります。
それは、蛍池にある「ます」さんです。
このお店はズバリ“きたなトラン”です。
餃子屋、中華屋、ラーメン屋の大半は汚く古びた感じのお店が多いのですが、最近はカフェ風、ダイニング風、バル風とお洒落なお店が増えて来ています。
そこで、改めて街の大衆中華らしいお店を皆さんに紹介したいと思います。
場所は蛍池駅から歩いて数分のところにあります。
薄暗い路地に一軒だけタイムスリップした様なお店が現れます…
ここが「ます」さんです。
ビニール屋根軒先の文字「ギョーザのます」ってのが実に味があります。
暖簾を潜り店内に入ると、そこも別世界です。テーブルには地元の常連さん同士が酒を飲みながら談笑されています。
大将と女将もカウンターの向こうから、会話に入ってらっしゃいます。
私は入口近くのカウンター席に座り、和洋中と沢山あるメニューの中から、焼き餃子(220円)を注文します。
因みにメニューには揚げ餃子もありました。
愛想愛嬌のいい大将が「はいよっ」と応えて、餃子を焼き始めました。
皆で談笑しながら壁のテレビを眺めていると、5分程で餃子が焼き上がりました。
おぉ、小振りだけど、いい色に焼けています。
早速一口頂きます。サクっと軽い食感の後、強烈なニンニクの風味がガツんと口の中に広がります。
いいですね〜
これが大衆中華屋の餃子です。
厨房で大将が餡をこねてらっしゃったので手作りの餃子です。
こちらのお店は創業45年(正確には46年)らしく超老舗です…
それだけで頭が下がります。
大将のお人柄も良いので愛され続けてきたのだと思います。
最後に大将に名刺を渡し挨拶したら、常連さんにも混じって暫し談笑に。
店内撮影の際、常連さんから「ワシも撮ってくれてええで」とのお声が…
苦笑。
大将もピースサインでカメラに向き合って下さいました。
ありがとうございました。
ところで来年に、とんねるずの「みなさんのおかげでした」が終了になるとのこと。
番組の名物企画「きたなトラン」…
是非こちら「ます」さんに来て欲しいな。