東京餃子通信編集長の塚田です。
昨日に続いて原宿から餃子情報をお届けします。
明治通り沿いの原宿観光案内所「もしもしにっぽん」の裏の路地の先に餃子の美味しい台湾料理のお店があるというタレコミ情報をいただきました。
しらばく進むと左手に「台湾料理 千」の看板を発見。
お店は地下1階にあるようです。
こう言ってはなんですが、原宿っぽい雰囲気は全くないですね。
細い階段を下りていくと、ここが入り口。
タレコミ情報によると「チューボーですよ」で「原宿の巨匠」として紹介されたこともあるお店なのだとか。
紹介されたのは餃子ではないのですが、餃子もかなり美味しいのだとか。
店内に入ると先客でほぼ満席。
たまたま一席だけ空いていたので待つことなく席につけました。
この日は健康診断前日だったのでアルコールは禁止。
あまり胃に負担のないものを食べようと、汁ビーフンと水餃子を注文しました。
餃子はメニュー上には水餃子しか載っていませんでした。
ちなみにチューボーですよで紹介されたメニューは「湯葉巻き」と言って、春巻きのように湯葉で餡を巻いて揚げたものらしいです。
揚げ物は避けたかったので今回は遠慮をしておきました。
また、台湾料理の代表格でもある「魯肉飯」はランチタイムのみとのことでした。
注文が入ると汁ビーフンがほんの数分で速攻で運ばれてきます。
優しい塩味のスープに青梗菜と鶏団子が乗ってきます。
非常に優しい味で、健康診断前に体調を整えるにはちょうど良さそう。
店員さんから鶏団子は豆板醤をつけて食べる事を勧められます。
後半に豆板醤で味変をしてみると、これがよく合う。
やはり店員さんの勧めには乗ってみるものですね。
汁ビーフンを食べ進めていると、途中で水餃子が運ばれてきます。
ごま油の良い香りがしてきます。
茹でた水餃子の上から、香り付けにごま油をサッとかけてあるようです。
この一工夫で水餃子のイメージが大分変わりますね。
これは他でも使えそうなテクニック。
水餃子にしてはやや薄めの皮ですが弾力はしっかりあります。
餃子の包み方は日本の焼き餃子の包み方とほぼ同じ。
かなり細かくヒダを刻んでいます。
包んだ職人さんはかなりの腕前だと思われます。
餡の具材は超シンプル。
かなり粗めに挽かれた豚挽肉とネギ、生姜で風味付けをしているぐらい。
味付けはおそらく鶏ガラのスープを練りこんでいるようです。
ジューシーというよりは豚肉の味で勝負をしています。
酢醤油でたべる事を勧められたので、酢醤油も試してみます。
少し辛い刺激も欲しかったので、先ほどの鶏団子用の豆板醤をちょい足し。
これが大成功で辛味だけでなく、餃子全体の味に深みが出たような気がします。
わたしの個人的なお勧めの食べ方は、「薄めの酢醤油に豆板醤足し」ですね。
店員さんのお勧めを更に一歩前に進めてみました。
汁ビーフンと餃子しか頼まなかったのに、食後のデザートにリンゴを出してくれました。
こういう細かいサービスは好印象ですよね。
餃子の形状も味も油を多めに使ってカリカリに焼き上げたら美味しい焼き餃子になりそうだと思い、店員さんに餃子を焼いてもらうことは可能か質問してみたところ、お店が混んでる時間じゃなければ焼きも対応できるとのこと。
他のお客さんが食べていた台湾料理も美味しそうですし何より巨匠が作る湯葉巻きも食べてみたい。
次回は複数人で来て台湾料理 + 湯葉巻き + 焼き餃子にチャレンジしてみたいと思います。
今回のタレコミ情報も当たりでした。
みなさんもお勧めのお店があったら是非タレコミ情報をよろしくお願いします。
台湾料理 千 (台湾料理 / 明治神宮前駅、原宿駅、表参道駅)
夜総合点★★★★★ 5.0