東京餃子通信編集長の塚田です。
前回レポートした「大石餃子店」では焼餃子しか残っていなかったのでお腹に余裕があったのでもう一軒ハシゴをしていくことにしました。
向かったのは前の日に「べんり屋」を訪問した際に来た栄町市場。
入り口わきの「餃子」の看板の店が遅くまで賑わっていたので気になっていたのですよね。
こちらは「一番餃子」という手作り餃子のお店で、地元では人気の餃子店のようです。
この日も23時近くでしたが店内はかなり賑わっていました。
カウンター席があいていたので待たずに店内に入ることができました。
とりあえず泡盛の琉球王朝を水割りでオーダー。
この泡盛が水割りとはいえかなり濃い。
濃いめの泡盛をちびちび飲みながらメニューをチェックします。
餃子は焼きと水がありました。
550円で10個入りとのこと。
もちもちの手作り皮っぽいので、さすがに20個を一人で食べるのは厳しそう。
焼きも水も皮も餡も共通のようなのでとりあえず焼餃子を選択しました。
さらには少し前に話題になったバラ餃子まで新メニューとして登場していました。
バラ餃子をお店で出しているのには初めて出会いました。
バラ餃子の本場がどこなのかはわかりませんが、本場手作りとのことです。
お持ち帰りもできるとのこと。
流行を積極的に取り入れていく貪欲な姿勢は好感が持てますが、餃子10個を食べた後には重すぎるので、こちらも今回は断念しました。
「バラ餃子」の作り方についてはこちらの記事を御覧ください。
家庭でも意外と簡単に作れるのでお試しください。
焼き餃子は焼き上がりまで時間がかかるとのことで、すぐに出るつまみを探していたところ、こちらのページで目が留まりました。
鴨の各部位を麻辣風味に味付けしたもののようです。
一本から注文できるということで麻辣鴨の足を注文。
こちらは調理済なのですぐに出てきます。
足は食べるところが少ないのですが、非常に辛いので泡盛のアテには十分。
独特の味わいでかなり気に入りました。
次回は他の部位にもチャレンジしたいですね。
そうこうしているうちに餃子が焼きあがる香りがしてきました。
餃子は店の奥にある鉄鍋で焼かれていました。
長方形のお皿の上に10個の餃子がキレイに並べられてきました。
これで550円はかなりお得な価格ですね。
餃子のサイズはやや小ぶりで一口でいけるサイズ。
酒のつまみにはちょうど良いサイズです。
焼き加減もムラなく美しいきつね色に仕上がっています。
雑に焼いているように見えて意外と丁寧な仕事をしていました。
よく伸びる手作り皮を活かして餡をたっぷり包み込んでいます。
両サイドからヒダをよせる独特の包み方をしています。
若干柔らかめのもっちりした皮の中には豚肉たっぷりの餡がパンパンに詰まっています。
小籠包のように餡にはスープが練りこまれているようで、ものすごくジューシー。
熱々の肉汁が口の中に溢れてきます。
この焼き餃子はとてもジューシーで下味が強いので、後半は酢コショウでさっぱりさせて食べることにしました。
油っぽいところがお酢でカバーされ、スープと餡の旨味をダイレクトに感じることができるようになりました。
酢コショウのおかげで10個の餃子を一人で最後まで飽きずに食べることができました。
この焼き餃子を食べる限り水餃子もバラ餃子も非常に期待ができます。
麻辣鴨の別の部位も食べてみたいので確実に再訪をすることになると思います。
今回の沖縄旅行では合計3軒の餃子店を訪れましたが「べんり屋」では小籠包、「大石餃子店」では水餃子と蒸し餃子、そして一番餃子では水餃子とバラ餃子、そして麻辣鴨と宿題ばかりが積み上がってしまいました。
また近いうちに沖縄に来たいと思います。