東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、土曜日に仕事で新橋に出てきたので、帰りに軽く一杯と烏森口を出て飲屋街へ。
一人で一味玲玲は重すぎると思い別の候補を探してフラフラと歩いていると気になる建物に遭遇。
壁に大きな「餃子酒場 たくちゃん」の看板が掲げられています。
看板の感じからしてまだ新しいお店のようです。
看板には小さく新橋「品品香」と書かれています。
調べてみると、ここにはもともと「品品香」という火鍋の専門店があって、それが餃子居酒屋にリニューアルをされた様子。
メニューの立て看板をみる限り一人でも入れそうな感じのメニュー構成。
せっかくなので新店開拓をしてみることにしました。
ちなみに2名以上で来店すれば餃子が1皿サービス。
まぁ、この日はお一人様だったので関係ないのですが、、、
店内に入ると土曜日の夜の新橋だというのに結構先客はいました。
2階の席が一つ空いていたのでそちらに通されます。
喉が渇いていたのでとりあえずハイボールを注文。
お通しとしてキャベツが出てきました。
ハイボールを飲みながら餃子メニューをチェックします。
レギュラーメニューとしては、
- たくちゃん餃子
- しそMAX餃子
- たっぷりチーズ餃子
の3種類の餃子がありました。
豚HOLICという豚肉料理専門店監修の餃子のようです。
房総ポークという千葉県産のブランド豚を使っているのがこだわりポイントのようです。
ブランド豚を使っているからでしょうか、餃子の価格設定はやや高めです。
細かい話ですが、監修者の名前のスペルを間違えて記載しているのに気付いてしまったので店長さんに指摘をしておきました。
レギュラーメニューには掲載されていない「たくちゃんのおすすめ」の中にも、
- ネギタン餃子
- お好み焼き餃子
の2種類がありました。
このほかに、黒板には牛タン餃子というのもありました。
いろいろ試しているようですね。
悩んだ結果、店名のついた「たくちゃん餃子」と「ネギタン餃子」を注文することにしました。
企画ものとしてロシアン餃子なるメニューもありました。
一皿5個の餃子の中、1個激辛餃子がはいっているそうです。
こういうノリも嫌いじゃないですが、一人で来て注文するものではないので今回はスルーしました。
しばらくして「たくちゃん餃子」が焼きあがりました。
焼き目は「完璧」に近い状態。
焼き面に小麦粉を少しつけてから焼いているようですね。
この焼き方はカリッと焼けます。
焼きあがりの油切りもしっかりと行われている様子です。
皮は中ぐらいの厚さで手包みです。
餡は豚肉の肉感とキャベツのザクザクした食感を残す工夫がされています。
少々塩気の強い味付けなのが気になりました。
味付けは濃いのでお酢と胡椒でさっぱりいただくことにしました。
豚肉比率の高い餃子は酢胡椒をつけて食べると素材の味が引き立ちますね。
続いてネギタン餃子。
牛タンを包んだ餃子の上にどっさりとネギ塩が盛られて出てきました。
牛タンは仙台から取り寄せているのだとか。
ネギ塩と一緒に餃子をがぶりといただきます。
タレはつけません。
ネギ塩の辛みが餃子によく合います。
牛タンを贅沢に使った餡はシンプルに塩胡椒で味付けされているようです。
こちらは丁度良い塩梅。
牛タンの食感も普通の餃子の餡と異なっていておもしろかったです。
ちょっと高いですが、居酒屋メニューとして完成度が高い餃子でした。
餃子居酒屋としては、少々強気の価格設定ではありますが、一人で来ても複数人できても気軽に楽しめるお店だと思いました。
たくちゃん一軒だけで完結させるのでなく、二次会などで軽くつまみながら飲むというシーンに重宝しそうなお店でした。
餃子酒場 たくちゃん (居酒屋 / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅)
夜総合点★★★★★ 5.0