東京餃子通信編集長の塚田です。
本日も博多から餃子レポート。
福岡出張も2日目に突入。初日はお昼過ぎに到着し、夕飯は餃子店以外になってしまったので、遅めのランチの「鉄なべ」と深夜の締めの「八ちゃんラーメン」の2軒で終了しましたが、2日目は何軒回れるでしょうか。
3日目の最終日は昼前の飛行機に乗る予定なので、実はこの日がラストチャンス。
まずはランチタイムの餃子から。
午前中の仕事を終えて向かったのは博多駅直結の商業ビルKITTE博多。
こちらの地下飲食街には博多の有名餃子店が入っています。
その餃子店というのは、おなじみの「テムジン」です。
テムジンは大名本店をはじめとして、現在では新宿や大阪にも進出をする博多餃子を代表するローカルチェーン店です。
福岡の餃子好きな方であれば、一度はこのキャラクターを見たことがあるのではないでしょうか?
若き日のモンゴル帝国の創設者チンギス・ハーンの子ども時代を模した「テムジン」君。
KITTE博多店には、テムジンの模型が飾られています。
これまで横顔しか見たことがなかったので、正面から見るとちょっと雰囲気違いますね。
テムジンKITTE博多店は、11時から24時というかなり長い営業時間です。
店舗の壁はなくオープンな作りのお店です。
土曜日の12時ちょっと前の時間だったのですが、そこそこお客さんは入っていました。
こちらのテムジンではランチメニューも充実しています。
焼き餃子、唐揚げあたりを中心にメニュー構成がされています。
無難に焼き餃子定食を選ぼうと思ったのですが、その真下に揚げ餃子定食があるのを見つけてしましました。
他店舗のテムジンにも行ったことがあるのですが、この揚げ餃子は初めて。
というわけで、今回は揚げ餃子定食に挑戦をしてみることにしました。
オーダーを入れた後、待ち時間の間に通常メニューもチェック。
「目に言う」で「メニュー」とのこと。
分かりにくいダジャレ(?)です、、、
通常メニューをチェックしていると、餃子番付なる企画が開催されていることを発見。
90分での餃子チャレンジで、かつてテムジン大名本店でもかつては番付企画が実施されており、今でも店内に番付が掲示されています。
大名本店では新記録を作ると無料になるというサービスもあったようですがテムジンKITTE店では、無料サービスはなしであくまでも番付が付与して栄誉を讃えるのみの企画のようです。
テムジンの餃子であれば調子がよければ100個ぐらいは行けそうな気がしますが、150は想像したくないですね。
しばらくして揚げ餃子定食が運ばれてきました。
揚げ餃子にライス、スープ、漬物にポテサラ。
なかなかボリューミーな定食です。
これで830円は満足度高い。
揚げ餃子は10個盛られていました。
タルタルソースをつけて食べるようですね。
揚げ餃子にはひだが付いていません。
これはおそらく水餃子と同じ餃子。
テムジンでは各店舗で皮を作っているので、おそらくこの皮も手作りです。
揚げ餃子は口が開いて破裂しがちですが、ギリギリのところで止まっていました。
餡はテムジンの共通の餡だと思われます。
テムジンでは餃子の皮づくりや包んだ後の調理は全て店舗に任されていますが、餡の製造は本社工場で一括生産。
そこには門外不出のレシピがあるそうで、各店舗の店長さんでもそのレシピは知らないそうです。
本社工場一括生産というと、機械化されているように思われるかもしれませんが、肉を引くところから全て手作業で仕込まれています。
このテムジンの餡は野菜に玉ねぎをたっぷり使っているので甘みが強いのが特徴。
そして豚肉は使わずに牛肉を採用。
牛肉は旨味が強く玉ねぎとの相性も非常に良いのです。
テムジンオリジナルの餃子ダレに柚子胡椒という定番のタレで食べるとサッパリした感じで旨い。
しかしこの揚げ餃子定食の真骨頂はここから。
タルタルソースをたっぷりつけての揚げ餃子です。
こんなの美味しいに決まってますよね。
ライスが進む進む。
そしてライスだけでなく、、、
どうしても我慢ができなくてグラスビールに手を伸ばしてしまいました。
この日の午後はイベントに登壇する予定だったので、ちょっとした景気付けという言い訳、、、
土曜日ですし、、、
意思の弱いところを見せてしまいましたが、濃厚なタルタルソースと熱々の揚げ餃子とビールの相性はとにかく抜群。
幸せな気分になれました。
テムジンの餃子は揚げても美味しいということ知り、新たな魅力に気づいてしまいました。
それにしても揚げ餃子にタルタルソース、これはヤバイ組み合わせですね。
日頃揚げ餃子にもっと光が当たってほしいと思っていたので、博多で良いランチに出会えました。
テムジン KITTE博多店 (餃子 / 博多駅、祇園駅)
昼総合点★★★★★ 5.0