東京餃子通信編集長の塚田です。
福岡の夜はまだまだ続きます。
「味付」で福岡の屋台餃子の楽しさを覚えてしまったので、もう一軒ハシゴ。
味付から北のほうに歩いて行くと「雲仙」という青い暖簾の屋台がありました。
こちらも手作りギョーザが名物料理の一番上にくるギョーザ推しの屋台です。
ギョーザ以外のメニューも、豊富に取り揃えられています。
屋台に入ると、常連と思しき一行と店主さんが談笑されてます。
ちょうど正面の席が空いていたので、こちらに座らせていただきました。
焼き場の目の前の特等席です。
店の真ん中には本日のおすすめメニューの黒板が吊り下がっています。
表に貼ってあったメニューだけではないようですね。
たけのこをはじめとした季節の野菜が並べてあったり、隣では美味しそうなおでんが煮込まれています。
お腹はかなり満たされていたので、瓶ビールとギョーザを注文。
ビールはキリンラガー。
なんとなくですが、屋台にはラガービールが合いますよね。
目の前の焼き場でギョーザが焼かれている間に、タレのセッティング。
調合済みのギョーザダレに柚子胡椒を少々。
「雲仙」では、緑の柚子胡椒でした。
ギョーザが焼きあがりお皿で登場、、、
と、思いきやなんとステーキなどに使われる鉄板にのって登場。
こちら鉄板餃子の店だったのです。
カリッカリに焼き目をつけられた一口餃子が8個、きれいに一列に並んでしました。
よく焼き気味にカリカリっと焼き上げられた、焼き目の香りだけでビールが美味しく飲めてしまいそう。
こちらが真上から見た様子。
餃子が焼きあがった後に熱々の鉄板に伏せて乗せているため、両面焼き状態になっています。
まずは何もつけずに一口でパクリ。
薄皮のカリッとサクッとした食感のなかから、ねっとりと練り上げられた熱々の餡がニュっとでてきます。
たこ焼きを食べるときの様にハフハフ言いながら食べる餃子がまた美味い。
火傷寸前になった口のなかをビールでサッと冷やします。
餡の具材は豚肉とキャベツが中心のオーソドックスなもの。
ニラとニンニクといった香味野菜も強めに使われています。
餃子ダレと柚子胡椒をつけて食べると濃いめの味付けになりさらに美味しくなります。
特に、カリッとした薄皮と柚子胡椒の相性が良いですね。
ギョーザのサイズが小さく、鉄板の上にのっているので8個のギョーザは最後の一つまで熱々の状態いただくことができました。
同じ屋台餃子でも「味付」とも「たけちゃん」とも、異なるタイプの餃子で博多の屋台餃子のバリエーションの豊富さを改めて実感しました。
この日は、かなり遅い時間になってしまったので餃子めぐりは「雲仙」で打ち止め。
今回の福岡餃子レポートは、これが最終回、、、のつもりだったのですが、明日以降も未レポートの福岡餃子のお店がまだまだあるので、そちらをご紹介していきたいと思います。
雲仙 (おでん / 天神駅、西鉄福岡駅(天神)、天神南駅)
夜総合点★★★★★ 5.0