東京餃子通信編集長の塚田です。
皆さん、「天下一」という中華チェーン店をご存知でしょうか?
天下一品ではなく天下一。
都内のあちこちで天下一の赤い看板を見かけ、前々から気になっていたのですがこれまで足を踏み入れたことはありませんでした。
先日、夕方に小腹がすいていた時に、たまたまあの赤い看板の店に遭遇。
「ジャンボ餃子」ののぼりに魅かれ、初めて足を踏み入れることにしました。
入口の脇には天下一名物のジャンボ餃子のメニュー一覧が掲示されていました。
餃子は、
- ジャンボ餃子
- 麻辣餃子
- おろし餃子
- 酸辣餃子
の4種類。
ジャンボ餃子は3個200円、6個300円という、ジャンボ餃子らしからぬ非常にお得感のある価格設定です。
店内は、床が油でヌルっとしている、昔ながらの町中華の様相。
年季の入った白い椅子が独特の雰囲気を醸し出しています。
ジャンボ餃子とハイボールを注文。
ハイボールもジョッキで300円と安めの価格設定。
餃子と合わせて600円。
どちらかをお替りしても900円。
軽々1000ベロを実現できちゃいますね。
待つこと5分ほどで、餃子が運ばれてきました。
確かにジャンボサイズ。
通常の餃子の1.5倍は軽くあります。
これが6個300円って驚きの価格ですね。
焼きは、ムラは無いのですがかなり薄焼き気味。
好みとしてはもう少しカリッと焼いてほしいところ。
看板に偽りなしの手包み餃子です。
今や手包みはチェーン店では貴重な存在になりつつありますね。
手包みでジャンボサイズで300円。
なんども繰り返しますが、安い!!
中厚で弾力のしっかりした皮を使ってます。
餡はよく絞ったキャベツを中心に野菜多め。
にんにくもしっかりと聞いた、昭和の町中華的な餃子です。
ハイボールとも合いますが、定食にするとより活きるご飯のお供に最適な餃子です。
餡の味付け自体は控えめなので、やや濃いめの酢醤油がちょうど良いです。
これをご飯の上にワンバウンドさせて食べたいところ。
ライスの追加注文が頭をよぎりましたが、この後、夕食の予定があったので断念しました。
価格が安い割には丁寧に作られた餃子で満足度は高め。
後ほど、天下一を運営している会社を調べたところ、なんと現在はゼンショーが運営元とのこと。
すき家のゼンショーです。
2004年に当時天下一を運営していたヒサモト商事からゼンショーが営業譲渡を受けていました。
さらにややこしいのが、全店がゼンショー傘下になったわけではなく、恵比寿店、新橋店、神谷町店の別系列の天下一として運営されており、恵比寿天下一系と呼ばれているそうです。
ゼンショー系と恵比寿天下一系で餃子が異なるのか、確かめる必要がありそうですね。
天下一 五反田店 (餃子 / 五反田駅、大崎広小路駅、不動前駅)
夜総合点★★★★★ 5.0