東京餃子通信編集長の塚田です。
恵比寿在住の友人から「スタンドシャン食」が恵比寿に進出してきたという情報を得たので早速訪問をしてきました。
「スタンドシャン食」は、シャンパンと餃子の組み合わせを提案してヒットしている餃子専門店。
数年前に大阪の北新地で生まれたのですが、その後東京にも進出をしています。
本店については本家特派員が以前レポートしてますね。
私も虎ノ門店には以前行ったことがあります。
この他、たしか赤坂にも進出をしていたはず。
そんな「スタンドシャン食」が、都内の餃子激戦区の一つ恵比寿に攻めてきました。
場所は恵比寿駅から徒歩1分の新しく出来たばかりの飲食店ビルと好立地、、、と思いきや目の前の駅に上がっていく坂道が工事中。
お店が工事のフェンスとビルの間の細い路地に面しているため、近くまで来ても看板が見えないためどこにお店があるのかわかりません。
店内はカウンターのみのこじんまりとした作り。
先客は一人だけいました。
暑くて喉が渇いていたので、シャンパンに行く前にビールで喉を潤します。
ビールはハートランドの瓶ビール。
餃子はシャン食餃子のニンニクなしとベジタブルシャン食餃子を注文。
焼き上がりまでの間のつまみとして豚肉のリエットをいただきました。
餃子屋さんらしからぬ料理のラインナップですよね。
さすがシャンパン推しのお店だけあります。
ビールが空いたので、シャンパンに変えます。
ハウスシャンパンをグラスで。
シャルル・ダンブラン・ブリュットという銘柄です。
シャンパンについては全く知識のないので他との比較ができませんが、すっきりしていて酸味もありとても飲みやすかったです。
ここで焼き餃子の登場。
手前がシャン食餃子、奥がベジタブルシャン食餃子です。
それぞれ6個ずつ。
タレが4種類セットされます。
- トマトソース
- ゴマ味噌だれ
- ポン酢
- 酢醤油
の4種類。
以前、虎ノ門店を訪問した際にはトマトソースはなかったので、新作ソースのようです。
さらにトリュフオイルも用意されています。
店員さんにオススメの食べ方を尋ねると、まずはそのまま何もつけずに食べて欲しいとのこと。
そのあと、一通りのタレとトリュフオイルを試して、お気に入りの食べ方を見つけるのが、シャン食餃子の楽しみ方なのだとか。
1人前6個なので、一通りの食べ方を試すと一皿なくなってしまいますね。
好みの食べ方でもう一皿追加オーダーをしてもらうのが、お店の狙いなのかもしれません。
よく考えてあります。
皮は薄めで油もあまり多く使わずに軽めに焼き上げています。
こちあはシャン食餃子。
豚肉は使っていますが、かなりさっぱりめ。
ニンニク無しにしたので味付けもかなり優しめ。
タレで餃子の味を変えていく食べ方なので、餃子自体の味付けは主張しすぎないほうが良いのでしょうね。
ベジタブルシャン食餃子はさらにさっぱりしていますが、こちらはニンニク入り。
野菜の甘みがしっかりしているので物足りないといことはないです。
今回初体験のトマトソース。
酸味があって、豚肉入りもベジタブルシャン食餃子のどちらとの相性も良かったです。
シャンパンと合わせて美味しくなりますね。
ゴマ味噌ダレも濃いめの味付けで、この餃子にはよく合いますし、お酒が進む風味になります。
味噌ダレは東京でももっと流行っても良いと思うんですよね。
そしてスタンドシャン食で一番特徴的なのはトリュフオイル。
2滴ぐらいベジタブル餃子にかけて食べてみました。
トリュフの香りが口の中から鼻に抜けていきます。
トリュフの香りだけで一気に餃子が別の料理に変化するので不思議ですね。
トリュフ餃子と赤ワインを合わせて締めとなりました。
店員さんに、駅前の工事の話を聞いた所、年明けまでこの状態が続くとのこと。
表の通りからお店の看板が全く見えなくなってしまったので大きなダメージを受けているようです。
虎ノ門店、赤坂店はとても盛況なようですが、今なら恵比寿店はフラッと立ち寄ってもも入れて、ゆっくりと餃子とシャンパンが楽しめますよ。
スタンドシャン食 TOKYO恵比寿 Champagne & GYOZA BAR (餃子 / 恵比寿駅、代官山駅)
夜総合点★★★★★ 5.0