東京餃子通信編集長の塚田です。
恵比寿を歩いていると「羽根つき焼小龍包 Din's 鼎」の看板を発見。
最近餃子フェスなどの屋外イベントでよく見かける名前です。
あっちは蒸し、こっちは焼きと書かれていますが、あっちとは恵比寿駅前にある「京鼎樓」のこと。
鼎泰豊と並ぶ台湾の人気小龍包専門店で、日本でも全国にお店を増やしています。
その系列で焼き小龍包専門店が「Din's 鼎」です。
最近は「Din's 鼎」もチェーン展開をしているようです。
この日は時間が40分ぐらいしかなかったのでサクッと焼小龍包で一杯飲んで行くことにしました。
店内のカウンター席に座りメニューをチェック。
焼小龍包には羽根つきと羽根なしがあるようです。
羽根なしの方が価格的にはお得感がありますが、せっかくなので名物の羽根つき焼小龍包をいただくことにしました。
羽根つき小龍包にも、キムチのせやらチーズの羽根つきやら、羽根つき小龍包をスープに入れた水小龍包やらと、様々なバリエーションがあります。
この日は時間的な制約で、いくつも食べ比べはできないのでノーマル版の羽根つき焼小龍包を選択。
ドリンクはハイボールにしました。
喉を潤しながら、小龍包が焼きあがるのを待ちます。
しばらくすると四角い羽根のついた小龍包が登場。
上海などで見かける「生煎包」に比べると皮は薄めで普通の小龍包に近いものを焼いているようです。
店内に掲示されている食べ方に習っていただきます。
酢味噌ダレと香港ラー油をセットして。
ピザカッターで4等分します。
薄い皮が破れないように丁寧に持ち上げてレンゲの上にのせます。
熱々スープで火傷しないようにレンゲで受けてから、スープだけをすすります。
豚肉からの肉汁と練りこまれたスープが合わさり濃厚な味わい。
そして酢味噌ダレをつけていただきます。
こうなると味は小龍包というよりも豚肉をたっぷり使った焼き餃子のような感じ。
味噌ダレをつけるので神戸っぽいですよね。
味噌がちょっと濃かったので、お酢を追加して少し薄めたらちょうどよくなりました。
この後、酢醤油も試しましたが、私の好み的には味噌ダレの方が好きでした。
日本で一般的に焼き小龍包と呼ばれている「生煎包」は皮を発酵させて少し膨らませていますが、こちらは小龍包を焼いたもの。
焼き小龍包というのはこちらの方が正しいのかもしれません。
気軽に食べられるつまみとしては良いと思います。
お店のスタイルとしても長居をするといよりも軽く一杯というのに適している感じでした。
羽根つき焼小籠包 鼎’s(Din’s) 恵比寿本店 (居酒屋 / 恵比寿駅、代官山駅、広尾駅)
夜総合点★★★★★ 5.0