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老舗町中華「中華シブヤ」にお別れを告げてからの「三喜屋」で餃子ライス【宝町】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

先日、仕事で宝町駅近くに行く用事があったので、ついでに9月28日に閉店が決まっている老舗の町中華の「中華シブヤ」に行ってみました。

12時前だというのに店の前にはシブヤとの別れを惜しむお客さんのとても長い行列が。

この行列に並んでしまうと、次の予定に間に合わなそうなので、心のなかでお別れを告げてこの場を離れることにしました。

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宝町から京橋方面に歩きながら昼食を食べるお店を探していると「三喜屋」という雰囲気のある町中華のお店を発見。

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店頭には「味自慢 三喜屋の餃子」と餃子推し。

餃子5個入りで600円という、攻めた価格の餃子ですがせっかくなのでこの日のランチはこちらでいただくことにしました。

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事前に食券を購入するシステムになっていました。

餃子単品では600円ですが、

  • らーめん半ライス餃子3個:800円
  • 餃子ライス780円

と若干お得なセットメニューがあります。

餃子が多い方が良かったので餃子ライス選択。

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店内に入ると1階席は満席。

喫煙席でよければ2階があるとのことで、2階に席に上がりました。

お店の横の階段から2階に上がると、2階の奥の方には厨房があり手前のテーブル席もほぼ満席。

 

2人掛けのテーブル席が1つ空いていたので、そちらに通されました。

2階フロア担当の女性店員さんに食券を渡して待つこと10分弱、餃子ライスが運ばれてきました。

餃子5個にライスとスープ、ザーサイがついてきました。

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餃子はやや大ぶり。

9cmの皮を使っていると思われます。

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若干焼きムラはありますが、焼き加減もちょうど良い感じ。 

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 大きめですがかなり薄めの皮を使っています。

ヒダは均等に刻まれ、ヒダの山の部分は潰されずに残してあります。

軽くつまむようにヒダを付けているように見えますが、口が開いたりはせずにしっかりと閉じられています。

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餡はこれぞ町中華といった餡です。

細かく刻まれたキャベツはしっかりと水分を絞ってホロホロっとした軽い食感になっています。

ニンニクも使われてはいますが、それほど強くはありません。

豚肉はよく練りこまれていて、コクと旨味をうまい具合に出しています。

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下味は強くはないので酢醤油はあった方が良さそうです。

醤油2:お酢7:ラー油1ぐらいの配分でつくった薄めの酢醤油をたっぷりと付けます。

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そしてライスの上にワンバウンド。

余分なタレを落としつつ、ライスにもタレと餃子の味をつけるという餃子とライスを美味しく食べるための伝統的な手法ですね。

三喜屋はライスも美味しく炊かれているのも嬉しいです。

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私が店内にいる間も、席が空けば次のお客さんですぐに席が埋まるという人気っぷり。

地元のサラリーマンからの絶大な支持があるようです。

 

餃子も良かったですし、ご飯も美味しい。

そして接客もとてもフランクですがとても丁寧。

町中華の良いところがギュッと詰まったお店でした。

「中華シブヤ」とはお別れになってしまいましたが、「三喜屋」には、これからもこの地でずっと頑張って欲しいですね。

 

三喜屋中華料理 / 宝町駅京橋駅銀座一丁目駅
昼総合点★★★★★ 5.0