東京餃子通信編集長の塚田です。
ネット検索で大井町線の荏原町駅近くに「餃子の魂」という名前の店を発見。
その店名に魅かれ、先日一人でお店に行ってみました。
「餃子の魂」は荏原町駅から徒歩2~3分。
駅前の商店街の中にあります。
近くにはワンタン麺の人気店「しなてつ」もあります。
「M'sバル」というイタリアンのお店の2階が「餃子の魂」です。
こちらの階段からお店に上がっていきます。
黄色の看板に赤文字で「你好」と大きく書いてあるので、蒲田の你好と関係があるのかと思いきや、単なる挨拶っぽいです。
店名だけでなく、入り口でも手作り餃子を推しているので、期待が持てそう。
2階にあがるとかなりレトロな雰囲気。
1階のイタリアンと同じ建物とは思えません。
木の廊下を進むと左手に入り口があります。
お店に入ってまず驚くのがその広さ。
外観からは想像できない広さです。
70~80席ぐらいはありそうです。
23時ぐらいとかなり遅めの時間に訪問したため、客は私一人。
この広さのお店が貸切状態でした。
席についてメニューをチェック。
餃子は、
- 焼き餃子
- 水餃子
- エビ蒸し餃子
- フカヒレ蒸し餃子
の4種類。
焼き餃子はどうやら羽根つきのようです。
そう考えると你好と関係があるのかも。
生ビールやハイボールはかなりリーズナブルな価格設定。
ホッピーだけがなぜか高い。
というわけでこの日は一番リーズナブルな角ハイに。
2軒目だったので、濃い目にも、メガにもせずに、ノーマルの角ハイです。
300円台でつまみもいろいろと選べます。
すぐに出てきそうな蒸し鶏を選択。
味も悪くないですし量もそこそこあってお得感があります。
5分ほどして餃子も運ばれてきました。
見事な羽根をまとっています。
焼き加減もほぼ完璧。
焼き機のヘリの部分まで目一杯つかって羽根を付けています。
羽根がパリパリで、ここだけで酒のつまみになりそう。
皮は手延べではなく、既製品か製麺所の皮を使っています。
やはり你好は関係なさそう。
餡は豚肉、キャベツ、ニラといった一般的な具材。
スープを練りこんでいるようで、かなりジューシに仕上がっています。
味も濃い目なのでタレはなくても美味しくいただけます。
お腹が満たされたのでお会計をしている時に、お店の目の前にカラオケルームを発見。
店員さんに、カラオケができるのかと尋ねたところ宴会の予約を取れば使えるとのこと。
せっかくなので中を見せてもらうことにしました。
扉を開けると、またその広さに驚かされます。
バーカウンターみたいなスペースがあります。
50人ぐらいは楽に入れるとか。
カラオケルームは3000円のコース(食べ飲み放題が3000円)を予約すれば2時間まで無料で使えるとのこと。
1人500円で5人から使えるらしいです。
この広さを5人で使われて大丈夫なのか逆に心配になります。
近く、カラオケの機器も新しいものに入れ替えるらしいので、カラオケ店としても商売が成り立っているのかもしれません。
さて、こんな広いカラオケスペースがどこにあったのかと思い、お店を出てから改めて外観をチェック。
すると先ほどのカラオケスペースがあったところには大きく「カラオケ居酒屋」と書かれたレトロな看板が。
どうりで店に入った時には気づかなかったわけです。
ここまで「餃子の魂」だとは思いませんよね。
おそらく元々カラオケ居酒屋だったお店を居抜きで借りたのでしょうね。
店の看板もよくよく見ると一番上に「カラオケ中華居酒屋」と書かれています。
餃子と並んで店のアピールポイントになっているようですね。
着席120席、最大150人ぐらいの宴会は開催できるらしいので、忘年会や新年会などで大規模な宴会をやる際には面白そう。
100人を超えるお客さんの料理を作れるのかは気になりますが、、、
一方であの大きなカラオケルームは5人以上で使えるようなので、ちょっとしたカラオケパーティにも使えそうですね。
カラオケ専門店は料理が、、、って方にはオススメです。
カラオケ中華居酒屋 餃子の魂 (中華料理 / 荏原町駅、中延駅、旗の台駅)
夜総合点★★★★★ 5.0