東京餃子通信編集長の塚田です。
深夜23時近くに中目黒で遅めの夕飯を取ろうと「幸楽」にやってきました。
「幸楽」は目黒銀座商店街にある老舗の中華料理店。
もともとは東横線のガード下にあったらしいのですが、今はこちらのビルの2階に入っています。
ガラス張りのモダンな作りのお店になっています。
23時近くだというのに店内はかなり賑わっていました。
カウンター席に着席し、餃子とフカヒレ麺を注文。
餃子は3個と5個から選べるのですが、今回は麺も注文したので3個にしました。
フカヒレ麺は数量限定メニュー。
幸運にもこの時間まで残っていました。
餃子と麺が出来上がるまでは瓶ビールでつなぎます。
10分弱ぐらいでフカヒレ麺と餃子が運ばれてきました
フカヒレ麺は、フカヒレよりもキノコの存在感が強いです。
キノコあんかけ麺といった感じですね。
幸楽特製のタレが使われていて、キノコの香りや旨味と合わさって濃厚な風味に仕上がっています。
麺と一緒に食べるとその存在はほとんど感じられませんが、探せばフカヒレもちゃんと見つかります。
フカヒレ麺よりもフカヒレスープとして頼んだ方が良かったかもしれません。
続いて餃子です。
幸楽の名物料理の一つにもあげられていました。
底面を広くとって丁寧に焼かれています。
焼き加減もちょうど良い感じですね。
包み方もとても丁寧です。
ヒダを最後にギュッと圧着し、上から見ると一本の線の様に見えます。
餡には豚肉、キャベツ、ネギ、ニラと一般的な具材が使われています。
キャベツはかなり粗めにきざまれていて、ザクザクとした食感が残っていて手作り餃子の良さが出ています。
食感だけでなくキャベツのしっかりとした甘みも感じられます。
下味は抑えめで、フカヒレ麺のサイドメニューとしてちょうどよい味付けでした。
餃子単体で楽しむ場合は、ちょっと濃いめの酢醤油をたっぷりつけるのがオススメです。
職人さんが手間ひまかけて、とても丁寧に作っているのが伝わって来る上質な餃子でした。
中目黒という飲食店の激戦区で長い間支持をされていることにも納得できますね。