東京餃子通信編集長の塚田です。
餃界で今いちばん勢いのあるチェーン店の一つ肉汁餃子製作所「ダンダダン酒場」とすごい煮干しラーメン「凪」が期間限定でコラボメニューを提供するということで、先行して試食をする機会をいただきました。
凪は昨年ベースパスタと完全栄養ラーメンの展開を発表するなど、新しいことをどんどん取り組んでいるラーメン店として私も注目していたお店です。
今回のコラボ企画は凪の運営会社が経営する製麺所「新宿だるま製麺」の新事業の一環として企画されました。
- いったん麺刺し
- すごい煮干し水餃子
- 俺たちの麻婆麺
の3メニューが、2月1日〜28日の期間限定でダンダダン酒場の新宿店、新宿三丁目店、西武新宿店、下北沢店の4店舗で提供されます。
いったん麺刺しは、「凪」の一番人気の「すごい煮干しラーメン」のトッピングとして人気の「いったん麺」を、お刺身仕立てにしたもの。
煮干しラーメンに使われている煮干し出汁にポン酢や大葉を足したタレにつけて食べます。
ツルっとした食感の麺とさっぱりとした風味のタレとの相性が良かったです。
湯葉刺しに似ているのかと思いましたが、中華麺なのでもっとコシがありますね。
続いてすごい煮干し水餃子。
ダンダダン酒場の餃子とすごい煮干しラーメンのスープを使った、両店の頂上決戦的なコラボメニューです。
ラーメンのトッピングに使われている辛煮干しも乗っています。
丼も凪のオリジナル丼を使用。
餃子はダンダダン酒場で普段出している餃子と全く同じものを使っています。
メニュー開発にあたって凪で出している色々なスープとの組み合わせを試したらしいですが、餃子の味に負けないものということで煮干しラーメンのスープが選ばれたそうです。
モチモチっとした皮の中には肉汁たっぷりの餡。
餃子とスープのお互いの主張がぶつかり合って面白いです。
スープを餃子の中に少し浸透させながら食べるとより一体感が出ます。
辛煮干しのトッピングも一緒に食べると良いアクセントになります。
ただしかなり濃い味になるので、お酒を飲みながら複数人でシェアするのが良さそうです。
ラストは俺たちの麻婆麺。
凪の煮干しスープにかえしは使わず、代わりにダンダダン酒場の麻婆豆腐のあんを使っています。
豆腐を半丁そのまま入れているので、豆腐を崩して食べます。
麺はだるま製麺のモチモチちぢれ中太麺。
この麺がとにかく美味しかったです。
モチモチっとした歯ごたえが抜群に良いですね。
スープもピリ辛ですが、煮干しスープの風味がしっかりと残っています。
やや小さめなので、締めに一人で一杯食べられそうな量なのも良いですね。
人気ラーメン店の一押しのスープと餃子専門店の餃子を一緒に味わえるという機会はなかなか無いと思いますので、気になった方は是非コラボメニュー提供店舗に足を運んでみてください。