東京餃子通信編集長の塚田です。
以前、横浜の沖縄・南米タウンとして有名な鶴見「仲通商店街」でブラジルの揚げ餃子(?)PASTELを食べに行ってきましたが、またまた「仲通商店街」を訪問してきました。
今回は「仲通商店街」の入り口近くの交差点にある「エルボスケ」。
看板にはラテン料理・沖縄料理の店と書かれていますが、こちらはラテン料理の中でもボリビア料理を出すお店なのです。
メニューにはボリビアの揚げ餃子っぽい料理のエンパナダとサルティーニャがありました。
エンパナダはスペインにもありましたが、南米全土に広がっている料理です。
サルティーニャは予約が必要とのことなのでエンパナダをいただくことに。
エンパナダは色々な種類が用意されいています。
大きな写真が掲載されていたエンパナダ・デ・ケソを注文しようと思ったのですが、残念ながら売り切れていたので、鶏肉入りのエンパナダ・デ・ポーヨを注文しました。
クニャペが焼きたてということだったので、こちらも一つお願いしました。
せっかくなので沖縄そばも注文。
これら以外にもボリビア料理と沖縄料理のメニューはかなり充実していました。
お店の切り盛りしているお母さんは沖縄出身でボリビアに移住経験があるそうです。
クニャペが先に運ばれてきました。
ブラジルのポン・デ・ケージョとほぼ同じものの様です。
タピオカデンプンで作ったチーズパン。
モチモチっとした食感が特徴的。
熱々だとより美味しく感じますね。
沖縄そばも本格的です。
独特な麺の食感とカツオ出汁のスープが美味いですね。
家の近くで本場さながらの沖縄そばが食べられるというのは嬉しい。
そして最後に熱々に揚げられたエンパナダ・デ・ポーヨが登場。
かなり大きな揚げ餃子です。
皮を閉じる部分は油の中で開かないようねじりながらしっかり閉じられています。
紙ナプキンで掴んで、熱々に揚げられたエンパナだをガブリと。
サクサクの皮の中に包まれているのは、鶏肉の他にゆで卵とジャガイモ、オリーブなど。
お母さん曰く、ボリビアの料理にはオリーブを使うことが多いのだそうです。
さらに途中からスパイシーなソースをかけて食べることを勧められました。
独特の香りがあって美味しいですね。
大きめのサイズなので途中で味変ができるのは嬉しいです。
これまでスペインやブラジル、パラグアイなどのエンパナダを食べてきましたが、ボリビアのエンパナダが一番私好みかもしれません。
お母さん曰く「少しクセはあるけどビーフのエンパナダが肉の美味しさを一番感じられてオススメ」ということだったので、次回訪問時はビーフ入りのエンパナ・デ・カルデとサルディーニャを食べたいと思います。