東京餃子通信編集長の塚田です。
東中野に良い餃子を出す店があるというタレコミ情報をいただきました。
東中野駅の改札を出て階段を降りるとすぐのところにある「旬の香」。
お店の公式Twitterによると駅からの所要時間は25秒とのこと。
看板は「香の旬」とも読めなくないですが、右肩上がりに「旬の香」と読みます。
福建家庭料理のお店のようです。
福建料理は中国八大料理の一つとしてあげられ、台湾料理なども同じ系統の料理のようです。
グルメ雑誌やテレビ番組などでも結構取り上げられているお店のようですね。
いろいろとメニューがある中でも「皮から手作り羽根付き餃子」は看板メニューのようです。
最近ではテレビ東京の「二軒目どうする」でTOKIOの松岡さんと博多大吉さんが飲みに来たようなのですが、その際にも「皮から手作り羽根付き餃子」が紹介されていました。
訪問時には22時を過ぎていましたが、店内は結構賑わっていました。
カウンター席が空いていたので、そちらに通されます。
「皮から手作り羽根付き餃子」と二軒目どうするの写真に写っていたドラゴンハイボールを注文しました。
ドラゴンハイボールというのは紹興酒のソーダ割りです。
焼き餃子は少し時間がかかるということだったので、つまみを一品注文。
福建家庭料理も気になったのですが一人だと量が多すぎるので軽めの物を探していたところ「サバ串」なる物を発見。
注文してみると串焼きにされたサバが出てきました。
魚の串焼きってあまり食べたことがなかったのですが、骨から身を外す必要もないですし理にかなっていますね。
お酒を飲んでいると、細かい作業が面倒になったりするのですが、これなら楽ですね。
脂ののったサバでとても美味しかったです。
そして本命の「皮から手作り羽根付き餃子」が登場。
氷花餃子まではいきませんが、美しい網状の羽をまとった餃子です。
私は、まだ網目状の羽根を上手につけられないので、この焼き方ができる人を尊敬します。
氷花餃子よりカリッと硬めの羽根に仕上がっています。
スナック菓子のような食感。
これだけでツマミになりますよ。
餃子の底面だけに焼き色が付いているので、油多めに揚げ焼きにするわけではないようです。
皮から作っているだけあって、厚手で弾力がありモチモチした食感です。
カリッとした羽根とモチっとした皮の食感が対照的で面白いです。
そして手作り皮の中には豚肉たっぷりの餡と大きな海老。
こんなに贅沢に具材を使って、皮も手作りで、1人前400円。
これは超お得ですね。
松岡さん、大吉さんがお勧めするのも納得です。
餡の味付けはしっかりしているので醤油は不要です。
羽根があるのでサッパリさせたいのでお酢とラー油のみを付けて食べてみました。
お酢で余計な油分が落ちて、豚肉と海老の味がより引き立ちますね。
お酢だけもしくは、お酢とラー油で食べることをお勧めします。
今回は福建料理には手を出せませんでしたが、餃子のレベルの高さを考えればきっと美味しいはずです。
改めて訪問して、福建料理と餃子の組み合わせも試してみたいと思います。
タレコミ情報でまた良い店を見つけました。
ありがとうございます。
旬の香 (中華料理 / 東中野駅、落合駅、中野坂上駅)
夜総合点★★★★★ 5.0