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LEONにも紹介された「餃子と沖縄」の手作り餃子【築地】

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 東京餃子通信編集長の塚田です。

夕方に築地近辺で仕事が終わったので、前々からタレコミ情報をもらっていて気になっていた「餃子と沖縄」に行ってきました。

日比谷線の築地駅から徒歩2~3分。

築地本願寺の裏あたりにある居酒屋さんです。

お店の前に餃子とオリオンビールの提灯や沖縄っぽいTシャツなどが飾られている特徴的な店構えなのですぐにわかると思います。

 

開店から間もない18時半過ぎに伺ったのですが、すでにカウンターには先客がお二人。

店内はカウンター6席と4人掛けのテーブル一つと、定員わずか10名。

 

カウンターの上には沖縄っぽい調味料がたくさん常備されています。

 

私もカウンター席に座り、メニューをチェック。

沖縄料理がたくさんある中で、イチオシは焼餃子。

一度食べたらまた食べたくなる餃子

と雑誌LEONで紹介されたらしいです。

店内のお客さんを見る限りはLEONを読んでいそうなチョイ悪系のオヤジはいませんでしたが、LEONも注目する餃子というのは気になりますね。

 

餃子は3種類で普通の焼き餃子としそ餃子、そして蒸し餃子。

蒸し餃子は、なぜか注文できるのは女性限定。

初来店だったので普通の焼き餃子6個を注文しました。

沖縄っぽいメニューからはポーク玉子を注文。

 

ドリンクはもちろんオリオンビールの生ビール。

キンキンに冷えたグラスに注いでくれます。

 

餃子の先にポーク玉子が来ました。

ランチョンミートと玉子というシンプルな料理ですが、このランチョンミートが癖になるんですよね。

沖縄に行くと、これをよく食べます。

朝からポーク玉子おにぎりを食べたりもします。

 

カウンターの上にあった島七味を使ってスパイシーさを足してみました。

島七味というのは沖縄独特なハーブやスパイスが使われた辛味調味料。

月桃、長命草、ウコン、ヒバーチ、島とうがらし、レモングラス、アーサーが入っているらしいです。

 

ポーク玉子を肴にビールを飲み切ってしまったので、ここで泡盛にチェンジ。

沖縄居酒屋に来たら泡盛を飲みたいですよね。

飲み方はさんぴん割。

さんぴん割というのは、さんぴん茶で泡盛を割って飲む飲み方で沖縄ではかなりポピュラーです。

さんぴん茶は、ジャスミン茶に似たお茶で、コンビニやスーパーなどに行くとペットボトルで必ず売っています。

 

ちなみに沖縄にはうっちん割といううっちん茶で割る泡盛の飲み方も一般的です。

うっちん茶というのはウコン茶。

肝機能をサポートしながら泡盛を飲むというすごい飲み方です。

 

さんぴん割を飲んでいると当店自慢のLEON読者も魅了する焼き餃子の登場です。

やや焼き過ぎ感はありますが、カリッカリに焼き上げています。

 

箸で持ち上げるとかなり重みを感じます。

厚めの皮を使った餃子を強火で焼き上げているようです。

 

ヒダは少なめですが、中の肉汁を一滴も漏らさないようしっかりと圧着されています。

豚肉多めの餡はとてもジューシー。

野菜はキャベツ中心で、ニンニクもかなり効かせています。

後先考えずにニンニクがっつりにしているところが、LEONにも注目されたポイントかもしれませんね。

 

お酢とブラックペッパーで食べることを進められていたので、お酢にたっぷりブラックペッパーを振りかけます。

これでタレの完成。

酢コショウも、最近では全国的に酢醤油に次ぐ餃子のタレとしての市民権を得てきた感があります。

 

酢コショウをたっぷりとつけて餃子を頬張ると、豚肉とニンニクの旨味がより強調されます。

脂っぽさが抜けるのが良いんですよね。

 

沖縄で餃子店を巡ったときのお気に入りの食べ方も試してみました。

カウンターの上にあったコーレーグースを使います。

コーレーグースは、島唐辛子を漬け込んだ泡盛で、沖縄定番の辛味調味料です。

沖縄そばをはじめ、何にかけても美味しいですよね。

 

餃子タレとして使うときにはこのままだとかなり辛いので、お酢に適量まぜて使います。

 

沖縄の餃子は豚肉たっぷりで、とてもジューシーなのでラー油のごま油の風味よりもコーレーグースのさっぱりした辛味の方が相性が良いのかもしれません。

 

手作りならではの食感と餡のボリューム感で、食べ応えのある良い餃子でした。

餃子と沖縄料理を食べながらサクッと飲める楽しいお店なので、また訪れたいと思います。

次回は数量限定のしそ餃子や、女性限定の蒸し餃子を食べてみたいですね。

 

餃子と沖縄沖縄料理 / 築地駅新富町駅築地市場駅
夜総合点★★★★★ 5.0