東京餃子通信編集長の塚田です。
前回に続いて西武線野方駅周辺での「裏町中華で飲ろうぜ」です。
一軒目の「十八番」は20時半が閉店時間。
やきそば+しゅうまい+ぎょうざなおっさん達にとっては、まだまだ帰るには浅すぎる時間。
という訳で、一行は野方駅近くの「つけめん処 みつば」へ。
雰囲気のある看板ですね。
お店の外にはおすすめメニューの一つとして焼き餃子が紹介されています。
写真の見た目はかなり期待できそう。
店内は厨房をL字型にカウンターが囲うつくり。
厨房スペースはかなり広め。
そしてステンレスがピッカピカ。
厨房の手入れが行き届いているお店って良いですよね。
餃子は2個単位で注文可能。
5人だったので10個注文することにしました。
メニューには餃子としか書いてなかったのですが、もちかえり餃子を推すPOPには「ジャンボ肉ギョーザ」と書かれています。
1個80円の餃子なので、普通のサイズなのかと思ってたのですが、どうやらジャンボサイズのようです。
ちなみに、おみやげ生餃子が売れてるお店も良店が多い傾向があります。(東京餃子通信調べ)
餃子が出てくるまでの間にどんどん期待値が上がりますね。
カウンターに5人横並びの状態で瓶ビールで乾杯。
厨房の中では奥の焼き機で餃子が焼かれているのが見えます。
しばらくして餃子が登場。
なんと10個のオーダーを2つずつ分けて出してくれました。
奥さんの細かい心遣いがうれしいですね。
ジャンボサイズは言い過ぎですが、通常の餃子よりは二回りぐらい大きなサイズ。
食べ応えのありそうな餃子です。
焼きムラもなくキレイに焼けているのもポイント高いですね。
箸で持ち上げるとズシリと重みを感じます。
想像以上に重い。
そしてモッチリとした中厚の皮に均等に刻まれたヒダ。
しっかりと圧着もされていて、店主さんの仕事の丁寧さが伝わってきます。
皮のなかには、これでもかというぐらいに餡を押し込んでいます。
こんだけ肉餡が詰まっていれば重いのも納得。
豚肉をたっぷりと使っていて、若干粗めに刻まれたキャベツの食感もアクセントになっていて良い感じ。
そして自家製っぽいラー油も見逃せません。
底に沈んだ砂の部分を使います。
餃子餡の下味はしっかりついていて、肉汁もたっぷりなのでタレはシンプルに。
お酢にラー油の砂の部分を足すだけ。
お酢で余計な油分を落として、ラー油の唐辛子で旨味と辛味を追加。
そして締めは焼きそば。(焼売はありませんでした)
ベーシックな感じの中華焼きそば。
細切りにされた豚野菜炒めと炒め面の合わせ技という感じ。
締めと言いながら、つまみっぽく食べ始めてしまい、気づけば瓶ビールをお替り。
何でもつまみになっちゃうのも町中華の魅力ですよね。
厨房のステンレスからも、餃子の包み方や焼き方からもご主人のキッチリとした仕事観が表れている超優良町中華店でした。
「みつば」に来てからも、餃子と焼売と焼きそばの話に夢中になり、気づけば23時近く。
町中華2軒のはしごで5時間ぐらい楽しめました。
そして使った金額は2軒合わせてで1人3000円ちょっと。
恐るべし町中華のコストパフォーマンス。
「裏町中華で飲ろうぜ」企画は、かなり楽しかったので今後も勝手に不定期に開催をしていきたいと思います。
お勧めの町中華があったら是非タレコミ情報よろしくお願いします!