東京餃子通信編集長の塚田です。
2月の静岡マラソン帰りに静岡駅の五味八珍に立ち寄った際に、2月に限定販売されていた「特選餃子」なるものを発見しました。
せっかく持ち帰ったものの2月中に食べるタイミングがなく、レポート公開が4月になってしまい申し訳ございません。
現時点で五味八珍の特選餃子を手に入れる方法は、無いのですが調べた限り以前も2月限定で販売されていたことがあるようなので、2020年の2月にまた復活するかもしれません。
このレポートを読んで食べてみたいと思った方は、来年の2月にあるかもしれない限定販売をお待ちください。
特選餃子は、五味八珍曰く「プレミアムな至高の逸品」とのこと。
ものすごくハードルを上げていますが、それだけの自信があると言う事です。
浜松餃子の特徴の、寒玉キャベツを多く使った基本スタイルは変わらず、豚肉にスペインの高級食材「イベリコ豚」を採用。
さらに青森のニンニクと高知のしょうがという、産地を厳選した香味野菜を使った贅沢な餃子です。
プレミアムな餃子なのですが、価格は28個入りで税込み1,000円とかなりリーズナブルな価格設定です。
保冷バッグに入れて自宅に持ち帰り再冷凍しておきました。
開封をしてみると14個ずつきれいにトレイに並べられています。
冷凍餃子のそこの部分が丸みを帯びているのは面白いですね。
普通機械で包むと上から圧力がかかるので底面は平らになります。
箱の横面に書かれている焼き方に従って焼きをすすめました。
ポイントは、
- 油を敷いてフライパンを十分に熱する
- 火をとめて餃子をきれいに並べてから再度強火
- すぐに熱湯を入れる
- 仕上げにごま油で香りづけをする
といったところでしょう。
これは、冷凍生餃子には共通で使える焼きのポイントです。
さすが五味八珍は、わかりやすく紹介しています。
熱湯を入れて蓋をしたらしばらくまって、この状態になったらごま油です。
キレイにカリッと焼けました。
餃子の底面が丸いからか、真ん中部分は淵に比べて焼き色が付きやすいのかもしれないですね。
餃子の大きさは通常サイズ。
やっぱり最初にフライパンに接地する部分が濃い焼き色になりますね。
皮は薄めで若干餡のキャベツが透けて見えます。
薄めの皮ですが弾力はちゃんと感じられます。
モチモチ、カリカリに仕上がる良い皮です。
餡はキャベツが多めの配分。
これぞ浜松餃子というキャベツの甘味を十分に活かした餃子です。
キャベツだけでなくイベリコ豚の脂から出てくる旨味がさらに足されて、さっぱりしつつも、しっかりとした旨味を備えた餃子に仕上がっています。
至高の餃子は言い過ぎかもしれませんが、冷凍生餃子としてはかなり高いレベルです。
味付けはシンプルなので、塩気や辛味が欲しい場合は添付の餃子ダレを使います。
餃子ダレをたっぷりと絡ませていただくと白米やお酒がより進む「濃い風味」の餃子になります。
食べるときのシチュエーションに合わせてタレの有り無しを食べ分けてみて下さい。
冒頭に書いた通りこの餃子は現在手に入りません。
しかし、また来年以降2月になれば改めて販売される可能性は高いので、是非それを楽しみにお待ちください。
再販売に関する情報が入りましたら、本サイトでもご案内したいと思います。